研究課題/領域番号 |
15H04289
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
実験動物学
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研究機関 | 国立遺伝学研究所 |
研究代表者 |
小出 剛 国立遺伝学研究所, 系統生物研究センター, 准教授 (20221955)
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連携研究者 |
田邉 彰 大学共同利用機関法人情報・システム研究機構, 新領域融合研究センター, 融合プロジェクト特任研究員 (30749023)
高橋 阿貴 筑波大学, 人間系, 助教 (30581764)
堀井 康行 国立遺伝学研究所, 系統生物研究センター, 博士研究員 (50601960)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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キーワード | 野生マウス / 不安様行動 / 多因子疾患 / QTL解析 / ゲノム / 遺伝子マッピング / 能動的従順性 / 家畜化 |
研究成果の概要 |
野生マウスに由来する8つの近交系統を遺伝的に混合した野生由来ヘテロジニアスストックを作製し、従順性に関する選択交配を行い、選択群と非選択群の樹立に成功した。これら選択群及び非選択群について、ゲノムDNAを用いたSNP解析を行い、そのデータを用いて遺伝的解析を行うことで、マウスの従順性に関する遺伝子座は11番染色体上に存在していることを明らかにした。さらに、遺伝子座の絞り込みを行う目的で、高度な従順性を示すイヌのゲノムを用いて報告されている選択領域のデータと比較解析を行い、従順性に関する3つの候補遺伝子を見出した。今後の能動的従順性に関わる分子遺伝学的な基盤の解明に向けた大きな進歩が得られた。
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自由記述の分野 |
行動遺伝学
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