研究課題/領域番号 |
15H04299
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
腫瘍生物学
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研究機関 | 札幌医科大学 |
研究代表者 |
鈴木 拓 札幌医科大学, 医学部, 教授 (20381254)
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研究分担者 |
山本 英一郎 札幌医科大学, 医学部, 講師 (60567915)
甲斐 正広 札幌医科大学, 医学部, 講師 (80260777)
丸山 玲緒 札幌医科大学, 医学部, 研究員 (60607985)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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キーワード | 大腸がん / エピゲノム / DNAメチル化 / 遺伝子変異 |
研究成果の概要 |
古典的なadenoma-carcinomaシークエンス以外の大腸発がん経路について不明な点が多い。本研究では、表面型大腸腫瘍や側方進展型腫瘍、鋸歯状腺腫における分子異常に着目した。数百例の大腸早期病変の内視鏡所見・病理所見・分子異常を統合的に解析し、新規大腸がん関連遺伝子としてNTSR1、DGKG、SMOC1、ZNF582-AS1を同定した。NTSR1のメチル化は大腸腫瘍の側方進展に相関し、SMOC1は鋸歯状腺腫の新たな診断マーカーとなりうることを示した。大腸腫瘍の分子異常は内視鏡や病理所見と相関し、大腸腫瘍表面構造の不均一性は、分子異常および大腸がんリスクを反映することを明らかにした。
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自由記述の分野 |
分子腫瘍学
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