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2017 年度 研究成果報告書

線溶制御因子よるがん幹細胞の治療抵抗性獲得機構の解明

研究課題

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研究課題/領域番号 15H04301
研究種目

基盤研究(B)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 腫瘍生物学
研究機関東海大学

研究代表者

八幡 崇  東海大学, 医学部, 准教授 (10398753)

連携研究者 安藤 潔  東海大学, 医学部, 教授 (70176014)
宮田 敏男  東北大学, 大学院・医学系研究科, 教授 (10222332)
アブドゥル アジズ  東海大学, 医学部, 特定研究員(PD) (50738789)
研究期間 (年度) 2015-04-01 – 2018-03-31
キーワード白血病 / 幹細胞 / ニッチ / 分子標的薬 / TGF-beta
研究成果の概要

我々はTGF-betaによって慢性骨髄性白血病(CML)幹細胞にPAI-1発現が強く誘導されること、そして、PAI-1発現量の多寡が治療抵抗性を決定することを明らかにした。すなわち、PAI-1発現の高いCML細胞ほど治療抵抗性であることから、TGF-betaの影響を強く受けるCML幹細胞が治療抵抗性を獲得するためにPAI-1が重要な役割を果たしていることを明確にし、PAI-1阻害剤によって白血病幹細胞が排除され再発が抑制されるなど、PAI-1阻害剤の有効性を実証する重要な知見を得ることができた。今後は、このエビデンスに基づき、白血病の根治療法の確立を目指した臨床試験を実施する予定である。

自由記述の分野

幹細胞生物学

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公開日: 2019-03-29  

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