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2017 年度 研究成果報告書

ナトリウムイオン輸送性V-ATPaseのエネルギー変換機構の解明

研究課題

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研究課題/領域番号 15H04366
研究種目

基盤研究(B)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 生物物理学
研究機関大学共同利用機関法人自然科学研究機構(岡崎共通研究施設)

研究代表者

飯野 亮太  大学共同利用機関法人自然科学研究機構(岡崎共通研究施設), 岡崎統合バイオサイエンスセンター, 教授 (70403003)

研究協力者 飯田 龍也  
村田 武士  
上野 博史  
研究期間 (年度) 2015-04-01 – 2018-03-31
キーワード分子モーター / 1分子計測
研究成果の概要

腸内球菌Enterococcus hirae由来V-ATPase(EhVoV1)は、生体膜を介してナトリウムイオンを能動輸送するポンプとして働く回転分子モーターである。親水性部のEhV1は、ATP加水分解反応の化学エネルギーを一方向性の力学的回転運動に変換する。本研究では高速1分子計測により、EhV1の3つの触媒サイトに対応する120°毎の停止の間に存在する短い一過的な停止を初めて発見し、120°のステップは 40°と 80°のサブステップに分かれることを見出した。本研究で得られた様々な知見と先行研究のX線結晶構造解析の結果を合わせ、EhV1の化学力学共役スキームの完全なモデルを提案した。

自由記述の分野

生物物理学

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公開日: 2019-03-29  

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