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2017 年度 研究成果報告書

器官サイズ制御機構の解明―線虫における咽頭サイズ制御の遺伝学的アプローチ

研究課題

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研究課題/領域番号 15H04379
研究種目

基盤研究(B)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 発生生物学
研究機関関西学院大学

研究代表者

西脇 清二  関西学院大学, 理工学部, 教授 (30342827)

研究分担者 久保田 幸彦  東北大学, 生命科学研究科, 助教 (70333325)
連携研究者 柴田 幸政  関西学院大学, 理工学部, 助教 (80314053)
研究期間 (年度) 2015-04-01 – 2018-03-31
キーワード器官サイズ制御 / 咽頭 / 線虫 / 細胞外マトリックス
研究成果の概要

線虫C. elegansの咽頭をモデルとして、器官サイズ制御機構の解析を行った。C. elegansの咽頭は筋肉、マージナル細胞、神経、分泌腺などを含む62個の細胞からなる。変異原EMS処理により、咽頭長が野生型よりも長くなる変異体を多数分離した。これらの変異体を解析したところ、咽頭長制御に関して(1)アピカル細胞外マトリックス、(2)ベーサル細胞外マトリックス(基底膜)、(3)細胞外ROS生成の少なくとも3種類の独立な制御があることが分かった。また、何れの変異体でも咽頭の細胞数に変化は無かった。本研究から、線虫の咽頭長制御には細胞外の分子機構が重要な役割を果たしていることが明らかとなった。

自由記述の分野

発生生物学

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公開日: 2019-03-29  

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