研究課題/領域番号 |
15H04380
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
発生生物学
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研究機関 | 基礎生物学研究所 |
研究代表者 |
上野 直人 基礎生物学研究所, 形態形成研究部門, 教授 (40221105)
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研究分担者 |
鈴木 誠 基礎生物学研究所, 形態形成研究部門, 助教 (10533193)
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連携研究者 |
小山 宏史 基礎生物学研究所, 初期発生研究部門, 助教 (10530462)
佐野 雅己 東京大学, 大学院理学系研究科, 教授 (40150263)
田中 求 京都大学, 物質―細胞統合システム拠点, 特定拠点教授 (00706814)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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キーワード | 胚葉形成 / 原腸形成 |
研究成果の概要 |
移動する細胞集団の力場を定量することによって、組織としての運動様式を理解することを目的とした。原腸形成時に移動する中胚葉を再現するためにSDF-1を用いた実験系を確立した。また、細胞膜や核の標識から個々の細胞の形態変化、相対的位置関係を、さらに牽引力顕微鏡を用いて移動する細胞集団の力場測定にも成功し、細胞が集団的に移動する際には、組織内での細胞の相対的位置が大きく変わり、また特定のLEM細胞だけが移動に必要な牽引力を産み出していることを明らかにした。また、カルシウム動態やその結果起こる膜突起形成、そしてそれによって生じる牽引力などを数理モデルに導入して、集団的細胞移動を理解する準備が整った。
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自由記述の分野 |
発生生物学
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