研究課題/領域番号 |
15H04386
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
植物分子・生理科学
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研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
木下 俊則 名古屋大学, 理学研究科(WPI), 教授 (50271101)
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連携研究者 |
河内 孝之 京都大学, 生命科学研究科, 教授 (40202056)
石崎 公庸 神戸大学, 理学(系)研究科, 准教授 (00452293)
太田 啓之 東京工業大学, 生命理工学研究科, 教授 (20233140)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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キーワード | 植物 / 細胞膜プロトンポンプ / 光合成 / 養分吸収 / 植物ホルモン / リン酸化 |
研究成果の概要 |
本研究では、維管束植物における根での無機養分取り込み、篩部でのスクロース取り込み、気孔開口など多くの生理現象において重要な役割を果たしている細胞膜プロトンポンプの解析を進め、その活性調節機構や生理的役割の解明を目的として研究を進めてきた。その結果、陸生植物において光合成に依存した活性化機構が進化的に保存されていること、イネの根の細胞膜プロトンポンプが無機養分であるケイ素により活性化されること、植物ホルモンであるオーキシンやブラシノステロイドによる細胞膜プロトンポンプの活性機構などが明らかとなり、これまで知られていなかった細胞膜プロトンポンプの多様な活性調節機構や生理的役割の一端を解明した。
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自由記述の分野 |
植物分子生理学
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