研究課題/領域番号 |
15H04430
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
応用人類学
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
梅崎 昌裕 東京大学, 大学院医学系研究科(医学部), 教授 (30292725)
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研究分担者 |
須田 亙 国立研究開発法人理化学研究所, 統合生命医科学研究センター, 研究員 (20590847)
平山 和宏 東京大学, 大学院農学生命科学研究科(農学部), 准教授 (60208858)
冨塚 江利子 新潟薬科大学, 薬学部, 助教 (90313098)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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キーワード | 低タンパク適応 / パプアニューギニア / 腸内細菌 |
研究成果の概要 |
本申請課題の目的は、タンパク栄養と腸内細菌叢との関連を手がかりに、腸内細菌を移植した動物を用いた実験、そしてパプアニューギニア高地における観察研究を実施することにより、低タンパク適応における腸内細菌の機能を具体的に突きとめることにある。これまでの研究で、パプアニューギニア高地人の糞便を移植したマウスは、低タンパクの餌を与えても体重減少が少ないこと、パプアニューギニアのなかでもタンパク摂取量の少ない個人は糞便へのアミノ酸の排出が多いことなどが明らかになった。本研究の成果は、人類の生存とタンパク摂取あるいは肉類の摂取にかかわる関係性についての新たな知見をもたらすものであると考えている。
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自由記述の分野 |
人類生態学
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