研究課題
受診者は男性125名、女性195名の計320名だった。血清スクレロスチン、オステオカルシンを測定した。骨量は超音波測定法で測定し、骨量値としてスティフネス値を採用した。スティフネス値は骨量に加えて骨質も評価できるとされている。心臓足首血管指数(CAVI)から動脈硬化指標を測定した。超音波検査によって頸動脈内膜中膜複合体厚(CIMT)を測定した。単相関分析を行った。男性において、年齢が高くなるに従って、有意にスクレロスチンは高く、CIMTは高く、CAVIは高く、スティフネス値は低かった。年齢とオステオカルシンは有意で無かった。スクレロスチンとCIMT、CAVI、スティフネス値間には有意な相関は認められなかった。女性においては、年齢が高くなるに従って、有意にCIMTは高く、CAVIは高く、スティフネス値は低かった。年齢とスクレロスチン間には有意な相関は認められなかった。スクレロスチンとCIMT、CAVI、スティフネス値間には有意な相関は認められなかった。CIMTとスティフネス値間では、負の相関が認められた。年齢、BMI、高血圧治療、糖尿病治療、高脂血症治療、喫煙、飲酒、運動を調整した偏相関分析を行った。男性では、スクレロスチンとスティフネス値間に有意な正相関が認められたが、CIMT、CAVI間にはスティフネス値との有意な相関は認められなかった。女性では、スクレロスチン、CIMT、CAVI、スティフネス値間には有意な相関は認められなかった。
平成30年度が最終年度であるため、記入しない。
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Medicine
巻: 97 ページ: e9962~e9962
10.1097/MD.0000000000009962
巻: 97 ページ: e9721~e9721
10.1097/MD.0000000000009721