研究課題
基盤研究(B)
植物の倍数種形成を導く「F1雑種ゲノム倍加」の遺伝機構を明らかとするため、パンコムギ(Triticum aestivum L. subsp. aestivum)の祖先種を人工的に交配して作出した3倍体F1雑種を材料として量的形質遺伝子座(QTL)解析を行い、11個のQTLを見出した。また、花粉母細胞の比較観察結果から、これらのQTLは、F1雑種の2n配偶子形成に関係するものを含むと考えられた。
植物遺伝学