研究課題/領域番号 |
15H04464
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
植物保護科学
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研究機関 | 国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構 (2016-2017) 国立研究開発法人農業生物資源研究所 (2015) |
研究代表者 |
今野 浩太郎 国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構, 生物機能利用研究部門, 上級研究員 (00355744)
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連携研究者 |
小野 祐嗣 国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構, 高度解析センター, チーム長 (90353995)
光原 一朗 国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構, 生物機能利用研究部門 植物・微生物機能機能利用研究領域, 主席研究員 (80370683)
安部 洋 国立研究開発法人理化学研究所, バイオリソースセンター, 専任研究員 (90360479)
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研究協力者 |
松本 信弘 国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構, 生物機能利用研究部門 昆虫制御研究領域, 契約研究員
行弘 文子 国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構, 生物機能利用研究部門 昆虫制御研究領域, 研究補助員
山崎 俊正 国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構, 高度解析センター, センター長 (40360458)
梶原 英之 国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構, 高度解析センター, 主席研究員 (40370647)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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キーワード | シュウ酸カルシウム針状結晶 / 相乗的耐虫効果 / ヤマノイモ / キチナーゼ / ポトス |
研究成果の概要 |
シュウ酸カルシウム針状結晶(長さ0.1mm前後の鋭利な結晶、以下針状結晶)を含む複数の植物で針状結晶が他の耐虫性物質や酵素の耐虫効果を強める相乗的耐虫効果(植物の植食昆虫に対する防御効果)の有無を調べた結果、ヤマノイモ、ブドウ類、ポトス(サトイモ科)の葉で針状結晶と葉成分に相乗的耐虫効果を検出した。ヤマノイモでは針状結晶と相乗的耐虫効果を示す画分がキチナーゼ画分と一致し微生物キチナーゼも針状結晶の存在下で耐虫活性が32倍強まるなど、ヤマノイモ等植物でキチナーゼが針状結晶と相乗的耐虫効果を示すことが判明した。ポトスでは針状結晶と葉成分が相乗的耐虫効果で顕著な摂食拒否反応を誘起することが判明した。
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自由記述の分野 |
昆虫植物相互作用、植物防御機構、化学生態学
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