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2017 年度 研究成果報告書

Ash dieback病原菌の起源地周辺での生態、多様性と移入病原菌リスク評価

研究課題

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研究課題/領域番号 15H04506
研究種目

基盤研究(B)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 森林科学
研究機関筑波大学

研究代表者

山岡 裕一  筑波大学, 生命環境系, 教授 (00220236)

研究分担者 出川 洋介  筑波大学, 生命環境系, 准教授 (00311431)
細江 智夫  星薬科大学, 薬学部, 教授 (10287849)
石賀 康博  筑波大学, 生命環境系, 助教 (50730256)
岡根 泉  筑波大学, 生命環境系, 准教授 (60260171)
細矢 剛  独立行政法人国立科学博物館, 植物研究部, グループ長 (60392536)
連携研究者 升屋 勇人  (独)森林総合研究所, 東北支所, チーム長 (70391183)
阿部 淳一  筑波大学, 生命環境系, 助教 (40292510)
研究協力者 玉井 裕  北海道大学, (連合)農学研究科, 准教授 (50281796)
山口 岳広  (独)森林総合研究所, 北海道支所, チーム長 (00353897)
研究期間 (年度) 2015-04-01 – 2018-03-31
キーワード菌類 / 植物病理学 / 樹病学 / 分類学 / 内生菌 / 生活環 / 侵略的外来種
研究成果の概要

ヨーロッパでセイヨウトネリコにAsh diebackを引き起こしているHymenoscyphus fraxineusは、起源地に近いと考えられる日本においては、落葉葉軸上の子嚢盤より飛散した子嚢胞子が7月から9月にヤチダモを始めとするトネリコ類の生葉に感染後、静止状態でとどまり、落葉期に近づくと増殖することが分かった。特に北海道では、本菌はヤチダモを主な宿主とし広範囲に分布し、その他の日本産、外国産トネリコ類にも感染可能であるが、一部のビロードトネリコ以外に被害は確認できなかった。本菌の宿主茎部への移動を抑制する宿主の抵抗性反応、越冬環境などの生育環境が発病に影響していると考えられる。

自由記述の分野

植物寄生菌学

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公開日: 2019-03-29  

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