研究課題/領域番号 |
15H04527
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
木質科学
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研究機関 | 東京農工大学 |
研究代表者 |
船田 良 東京農工大学, (連合)農学研究科(研究院), 教授 (20192734)
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研究分担者 |
梶田 真也 東京農工大学, (連合)農学研究科(研究院), 教授 (40323753)
半 智史 東京農工大学, (連合)農学研究科(研究院), 准教授 (40627709)
渡邊 宇外 千葉工業大学, 先進工学部, 准教授 (70337707)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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キーワード | 木質バイオマス / 細胞壁 / 管状要素 / 微小管 / 培養細胞 / リグニン / 植物ホルモン / 生体イメージング |
研究成果の概要 |
再生可能な資源である木質バイオマスの有効利用のためには、細胞壁高次構造の形成機構など樹木の二次木部細胞の分化過程を充分に解明することが不可欠である。そこで本研究課題では、樹木の培養細胞から厚い二次壁と有縁壁孔など複雑な構造を有する二次木部様細胞を直接誘導する新規モデル系の誘導条件を確立した。また、管状要素に沈着するリグニンの分布や沈着過程を組織化学的手法や蛍光プローブ法を用いて解析し、リグニンの沈着過機構を明らかにした。さらに、微小管の局在の動的変化を共焦点レーザ走査顕微鏡法などで可視化し、微小管の配向や局在が管状要素における複雑な細胞壁高次構造の形成を制御していることを明らかにした。
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自由記述の分野 |
木質科学
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