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2017 年度 研究成果報告書

M細胞が分泌する解糖系酵素アルドラーゼAと膜受容体を介したプリオン侵入機構の解明

研究課題

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研究課題/領域番号 15H04586
研究種目

基盤研究(B)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 動物生産科学
研究機関東北大学

研究代表者

麻生 久  東北大学, 農学研究科, 教授 (50241625)

研究分担者 北澤 春樹  東北大学, 農学研究科, 准教授 (10204885)
奥 夏美 (岡田夏美)  東北大学, 農学研究科, 技術一般職員 (10621584)
野地 智法  東北大学, 農学研究科, 准教授 (10708001)
渡邊 康一  東北大学, 農学研究科, 助教 (80261494)
研究期間 (年度) 2015-04-01 – 2018-03-31
キーワードプリオン / M細胞 / アルドラーゼA / ウシ腸管上皮細胞 / マウス腸管上皮細胞 / 侵入 / トランスサイトーシス / 抗体阻害
研究成果の概要

我々は、M細胞に分化したウシ腸管上皮細胞株より細胞内小胞を回収してLC-MS/MS解析を行い、プリオン蛋白に結合する解糖系酵素アルドラーゼAの同定に成功した。プリオン蛋白が腸管上皮M細胞より分泌されたアルドラーゼAと結合して輸送小胞へと取り込まれることが、プリオン侵入に必須であることを発見した。TALEN法によってアルドラーゼAをノックアウトしたMIE細胞によって取り込まれたプリオン蛋白結合蛍光ビーズ数は、野生型のMIE細胞による抗アルドラーゼA抗体処理と同等の減少率であった。以上より、アルドラーゼA発現の阻害はM細胞のプリオン蛋白結合蛍光ビーズのトランスサイトーシスを抑制することが判明した。

自由記述の分野

細胞生物学

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公開日: 2019-03-29  

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