研究課題/領域番号 |
15H04596
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
獣医学
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研究機関 | 国立感染症研究所 |
研究代表者 |
酒井 宏治 国立感染症研究所, ウイルス第三部, 主任研究官 (70515535)
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研究分担者 |
小川 道永 国立感染症研究所, 細菌第一部, 室長 (80361624)
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研究協力者 |
中島 勝紘
北沢 実乃莉
Nathanan Sangsriratnakul
古村 みゆき
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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キーワード | 細菌性プロテアーゼ / インフルエンザAウイルス / 膜蛋白質 / 開裂 / 重症化肺炎 |
研究成果の概要 |
季節性インフルエンザAウイルス(IAV)の原発性ウイルス性肺炎の病原性発現に、呼吸器上皮細胞に発現している膜貫通型セリンプロテアーゼTMPRSS2が必須の生体内活性化酵素であることを明らかにした。一方、細菌感染が関与する二次性感染型肺炎は、IAV死亡例の大半を占めているが、詳細な機序は不明である。マウス生体を用いて検証を試みたが、実施した感染条件では、重症化は認められたが、細菌性プロテアーゼによるIAVのHA開裂の促進は認められなかった。一方、TMPRSS2依存性なH3N2及びH7N1亜型IAVのTmprss2 KO マウス体内での新たなプロテアーゼ利用能獲得が観察された。
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自由記述の分野 |
獣医学
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