研究課題/領域番号 |
15H04666
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
医療系薬学
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研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
増田 智先 九州大学, 大学病院, 教授 (90303825)
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研究分担者 |
北田 秀久 九州大学, 大学病院, 助教 (10403958)
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連携研究者 |
矢野 貴久 九州大学, 大学病院, 薬剤主任 (90532846)
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研究協力者 |
梶原 望渡
田島 壮一郎
山本 奈々絵
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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キーワード | 臨床薬学 / 免疫抑制薬 / 副作用 / 移植 / バイオマーカー / 安全性バイオマーカー / 非侵襲 |
研究成果の概要 |
腎臓移植後の慢性移植腎症(CAN)は、高度な線維化を伴う慢性腎臓病様の機能障害をもたらす。腎臓移植治療におけるCAN克服を目指し、移植腎組織の線維化進展につながる尿中バイオマーカーの探索を行った。腎移植患者73名より尿並びに血液検体の回収を終え、尿中バイオマーカー候補タンパク質並びに免疫抑制薬の血中濃度推移、臨床経過との関連性について解析を進め、尿中のNGAL、MCP-1、LC3と術後3ヶ月以後に見出される急性拒絶反応や尿細管炎を主とする組織障害との関連性が示された。従って、腎移植後のCNIによる腎障害発症を早期予測するための指標として尿中のNGALやMCP-1、LC3の有用性が示された。
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自由記述の分野 |
臨床薬理学
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