研究課題
基盤研究(B)
ゲノムDNAが収納されている核では、エピゲノム制御やDNAの複製・修復に伴い、活発な酸化還元反応が起こっていることが明らかになってきた。しかし、核内のレドックスバランスの制御機構とその破綻がもたらす病態には不明な点が多い。そこで、本研究では、内因性親電子性物質がもたらすゲノム・エピゲノムへの影響を明らかにすることを目的として、解毒酵素ADH5とDNA修復因子FANCD2の機能的連関を明らかにするとともに、ADH5の酵素活性のレドックス制御機構の解明に挑んだ。
生化学・分子生物学