• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2018 年度 研究成果報告書

コンディショナルTRIC-B欠損マウスの作製と機能解析

研究課題

  • PDF
研究課題/領域番号 15H04698
研究種目

基盤研究(B)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 医化学一般
研究機関国立医薬品食品衛生研究所

研究代表者

山崎 大樹  国立医薬品食品衛生研究所, 薬理部, 室長 (40467428)

研究協力者 後藤 元人  
高橋 利一  
山本 伸一郎  
山村 寿男  
研究期間 (年度) 2015-04-01 – 2019-03-31
キーワードTRICチャネル / 小胞体 / カウンターイオン
研究成果の概要

本研究では、肺胞形成不全により呼吸困難で出生直後に死亡してしまうコンベンショナルTRIC-B欠損マウスに代わり、各種細胞特異的(コンディショナル)TRIC-B欠損マウスを作製し、TRIC-Bの機能的役割の解明を目指した。特に心臓でのTRIC-Bの機能解明を目指して心臓特異的TRIC-B欠損マウスの作製を行った。また、マウスTric-b欠損ES細胞を作製してニューロスフェア法による中枢神経系細胞系譜への分化誘導を行った。タモキシフェン処置による心臓特異的TRIC-Bの発現低下が観察された。また、TRIC-B欠損が中枢神経系細胞系譜への分化過程に寄与している可能性を示した。

自由記述の分野

薬理学、生理学

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究では、心臓特異的TRIC-B欠損マウスを作製し、機能解析を目指した。残念ながら機能解析は行えなかったが、今後、心臓におけるTRIC-Bの機能が明らかになってくると期待される。また、中枢神経系を始めとした他の組織・細胞においてもTRIC-Bは多くの生理的役割を担っていることが推測されることから、TRIC-Bの生物学的意義の解明にとどまらず、TRIC-Bが原因となる疾患の発症機序解明や治療薬開発など臨床的な応用も期待できる。

URL: 

公開日: 2020-03-30  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi