アルドステロン合成細胞(APC)を探して：高血圧症臓器障害の新たな機序の解明

2017 年度 実績報告書

• 研究課題/領域番号: 15H04711
• 研究機関: 東北大学
• 研究代表者: 笹野 公伸 東北大学, 医学系研究科, 教授 (50187142)
• 研究期間 (年度): 2015-04-01 – 2018-03-31
• キーワード: 副腎 / ステロイド / アルドステロン / 免疫組織化学 / 高血圧 / 病理学 / 画像解析

研究実績の概要

原発性アルドステロン症の臨床診断で手術摘除された副腎組織において通常のHE染色、およびアルドステロン合成酵素（CYP11B2）の免疫染色によって、病理組織診断がアルドステロン産生腺腫（APA）となった症例に対してパラフィン包埋切片よりDNAを抽出し、カリウムチャネルをコードするKCNJ5遺伝子変異の有無を検索した。今回、KCNJ5変異陽性のAPAとKCNJ5野生型のAPAにおいて腫瘍内 heterogeneityを考慮し、腫瘍最大割面全体に対して淡明細胞と緻密細胞それぞれの占める面積の割合、およびCYP11B2の発現動態、更には超微形態像について自動解析装置を用いた digital image analysis により、定量的に解析する方法を確立した。主にAPAは形態学的に脂肪滴を多く含んだ淡明細胞と小型で細胞内小器官が発達した緻密細胞により構成されているが、今回の検討では、KCNJ5変異陽性のAPAでKCNJ5野生型のAPAよりも核/細胞質比は小さく、脂肪滴により膨化した細胞質を有する大型の淡明細胞が主体であった。CYP11B2の発現動態は変異型APAと野生型APAにおいて有意差は得られなかったものの、APA全体ではCYP11B2は淡明細胞に局在がある事が判明した。更に透過型電子顕微鏡を用いた解析では、KCNJ5変異陽性のAPAで観察される淡明細胞はKCNJ5野生型APAで観察される淡明細胞よりも、単位面積当たりの脂肪滴の数は少ない一方、単位面積当たりのミトコンドリアの数は多い事が分かった。また、KCNJ5変異陽性のAPAではミトコンドリアのサイズは小型だが、非常にクリステが発達している事が判明した。従って、KCNJ5変異陽性のAPAで観察された淡明細胞は非常に生物学的活性が高い細胞であることが病理組織学的に証明された。

現在までの達成度 (段落)

29年度が最終年度であるため、記入しない。

今後の研究の推進方策

29年度が最終年度であるため、記入しない。

研究成果

• [雑誌論文] High interlaboratory and interobserver agreement of somatostatin receptor immunohistochemical determination and correlation with response to somatostatin analogs. (2018)
  • 著者名/発表者名: Kasajima A, Papotti M, Ito W, Brizzi MP, La Salvia A, Rapa I, Tachibana T, Yazdani S, Sasano H, Volante M.
  • 雑誌名: Hum Pathol. 巻: 72 ページ: 144-152
  • DOI: 10.1016/j.humpath.2017.11.008.
  • 査読あり / オープンアクセス / 国際共著
• [雑誌論文] Improved detectability of sex steroids from frozen sections of breast cancer tissue using GC-triple quadrupole-MS. (2018)
  • 著者名/発表者名: Moon JY, McNamara KM, Lee JJ, Chung BC, Sasano H, Choi MH.
  • 雑誌名: J Steroid Biochem Mol Biol. 巻: 178 ページ: 185-192
  • DOI: 10.1016/j.jsbmb.2017.12.012.
  • 査読あり / オープンアクセス / 国際共著
• [雑誌論文] The Significance of MMP-1 in EGFR-TKI-Resistant Lung Adenocarcinoma: Potential for Therapeutic Targeting. (2018)
  • 著者名/発表者名: Saito R, Miki Y, Ishida N, Inoue C, Kobayashi M, Hata S, Yamada-Okabe H, Okada Y, Sasano H.
  • 雑誌名: Int J Mol Sci. 巻: 19 ページ: E609
  • DOI: 10.3390/ijms19020609.
  • 査読あり / オープンアクセス
• [雑誌論文] ARHGAP15 in Human Breast Carcinoma: A Potent Tumor Suppressor Regulated by Androgens. (2018)
  • 著者名/発表者名: Takagi K, Miki Y, Onodera Y, Ishida T, Watanabe M, Sasano H, Suzuki T.
  • 雑誌名: Int J Mol Sci. 巻: 19 ページ: E804
  • DOI: 10.3390/ijms19030804.
  • 査読あり / オープンアクセス
• [雑誌論文] Immunohistochemical Biomarkers of Adrenal Cortical Neoplasms. (2018)
  • 著者名/発表者名: Mete O, Asa SL, Giordano TJ, Papotti M, Sasano H, Volante M.
  • 雑誌名: Endocr Pathol. 巻: - ページ: -
  • DOI: 10.1007/s12022-018-9525-8
  • 査読あり / オープンアクセス / 国際共著
• [雑誌論文] Tumor cell subtypes based on the intracellular hormonal activity in KCNJ5 mutated aldosterone-producing adenoma. (2018)
  • 著者名/発表者名: Yamazaki Y, Omata K, Tezuka Y, Ono Y, Morimoto R, Adachi Y, Ise K, Nakamura Y, Gomez-Sanchez CE, Shibahara Y, Kitamoto T, Nishikawa T, Ito S, Satoh F, Sasano H.
  • 雑誌名: Hypertension. 巻: - ページ: -
  • DOI: -
  • 査読あり / オープンアクセス / 国際共著
• [雑誌論文] SOX2 and Rb1 in esophageal small-cell carcinoma: their possible involvement in pathogenesis. (2017)
  • 著者名/発表者名: Ishida H, Kasajima A, Kamei T, Miura T, Oka N, Yazdani S, Ozawa Y, Fujishima F, Sakurada A, Nakamura Y, Tanaka Y, Kurosumi M, Ishikawa Y, Okada Y, Ohuchi N, Sasano H.
  • 雑誌名: Mod Pathol. 巻: 30 ページ: 660-671
  • DOI: 10.1038/modpathol.2016.222.
  • 査読あり / オープンアクセス
• [雑誌論文] Aromatase expression in atypical ductal hyperplasia in women. (2017)
  • 著者名/発表者名: Santen RJ, Radisky DC, Degnim A, Frost MH, Vachon CM, Ghosh K, Guestini F, McNamara KM, Sasano H.
  • 雑誌名: Breast Cancer Res Treat. 巻: 163 ページ: 623-629
  • DOI: 10.1007/s10549-017-4184-x.
  • 査読あり / オープンアクセス / 国際共著
• [雑誌論文] Genetic and Histopathologic Intertumor Heterogeneity in Primary Aldosteronism. (2017)
  • 著者名/発表者名: Omata K, Yamazaki Y, Nakamura Y, Anand SK, Barletta JA, Sasano H, Rainey WE, Tomlins SA, Vaidya A.
  • 雑誌名: J Clin Endocrinol Metab. 巻: 102 ページ: 1792-1796
  • DOI: 10.1210/jc.2016-4007
  • 査読あり / オープンアクセス / 国際共著
• [雑誌論文] In Situ Evaluation of Estrogen Receptor Dimers in Breast Carcinoma Cells: Visualization of Protein-Protein Interactions. (2017)
  • 著者名/発表者名: Iwabuchi E, Miki Y, Ono K, Onodera Y, Sasano H.
  • 雑誌名: Acta Histochem Cytochem. 巻: 50 ページ: 85-93
  • DOI: 10.1267/ahc.17011.
  • 査読あり / オープンアクセス
• [雑誌論文] Aldosterone-Producing Adenomas: Genotypes and Phenotypes. (2017)
  • 著者名/発表者名: Satoh F, Sasano H, Yamazaki Y, Ito S.
  • 雑誌名: Hypertension. 巻: 70 ページ: 38-41
  • DOI: 10.1161/HYPERTENSIONAHA.117.09161.
  • 査読あり / オープンアクセス
• [雑誌論文] Rapid Screening of Primary Aldosteronism by a Novel Chemiluminescent Immunoassay. (2017)
  • 著者名/発表者名: Morimoto R, Ono Y, Tezuka Y, Kudo M, Yamamoto S, Arai T, Gomez-Sanchez CE, Sasano H, Ito S, Satoh F.
  • 雑誌名: Hypertension. 巻: 70 ページ: 334-341
  • DOI: 10.1161/HYPERTENSIONAHA.117.09078.
  • 査読あり / オープンアクセス / 国際共著
• [雑誌論文] Slowly-Growing Adrenal Mass: a 20-Year Incubation. (2017)
  • 著者名/発表者名: Takahashi N, Tanabe A, Yamazaki Y, Sasano H, Kajio H.
  • 雑誌名: Am J Med. 巻: 130 ページ: e479-e483
  • DOI: 10.1016/j.amjmed.2017.07.008.
  • 査読あり / オープンアクセス
• [雑誌論文] A case of Adrenocoricotrophic hormone -independent bilateral adrenocortical macronodular hyperplasia concomitant with primary aldosteronism. (2017)
  • 著者名/発表者名: Tokumoto M, Onoda N, Tauchi Y, Kashiwagi S, Noda S, Toi N, Kurajoh M, Ohsawa M, Yamazaki Y, Sasano H, Hirakawa K, Ohira M.
  • 雑誌名: BMC Surg. 巻: 17 ページ: 97
  • DOI: 10.1186/s12893-017-0293-z.
  • 査読あり / オープンアクセス
• [雑誌論文] The re-emerging importance of radiologic-pathologic correlation in reaching the pathology diagnosis. (2017)
  • 著者名/発表者名: Chan MSM, Saito R, Takase K, Nakamura Y, Sasano H.
  • 雑誌名: Pathol Int. 巻: 67 ページ: 537-538
  • DOI: 10.1111/pin.12599.
  • 査読あり / オープンアクセス / 国際共著
• [雑誌論文] Evaluation of Cortisol Production in Aldosterone-Producing Adenoma. (2017)
  • 著者名/発表者名: Inoue K, Yamazaki Y, Tsurutani Y, Suematsu S, Sugisawa C, Saito J, Omura M, Sasano H, Nishikawa T.
  • 雑誌名: Horm Metab Res. 巻: 49 ページ: 847-853
  • DOI: 10.1055/s-0043-119878.
  • 査読あり / オープンアクセス
• [雑誌論文] Case report: schwannoma arising from the unilateral adrenal area with bilateral hyperaldosteronism. (2017)
  • 著者名/発表者名: Babaya N, Makutani Y, Noso S, Hiromine Y, Ito H, Taketomo Y, Ueda K, Ushijima H, Komoike Y, Yamazaki Y, Sasano H, Kawabata Y, Ikegami H.
  • 雑誌名: BMC Endocr Disord. 巻: 17 ページ: 74
  • DOI: 10.1186/s12902-017-0225-z.
  • 査読あり / オープンアクセス
• [雑誌論文] Aldosterone-Producing Cell Clusters Frequently Harbor Somatic Mutations and Accumulate With Age in Normal Adrenals. (2017)
  • 著者名/発表者名: Omata K, Anand SK, Hovelson DH, Liu CJ, Yamazaki Y, Nakamura Y, Ito S, Satoh F, Sasano H, Rainey WE, Tomlins SA.
  • 雑誌名: J Endocr Soc. 巻: 1 ページ: 787-799
  • DOI: 10.1210/js.2017-00134.
  • 査読あり / オープンアクセス / 国際共著
• [学会発表] 偶発腫瘍を契機に診断されたアンドロゲン産生副腎腫瘍の１例 (2017)
  • 著者名/発表者名: 森本玲、祢津昌広、手塚雄太、小野美澄、五十嵐康宏、工藤正孝、高瀬圭、宮城重人、亀井尚、山﨑有人、笹野公伸、伊藤貞嘉、佐藤文俊
  • 学会等名: 第22回特定非営利活動法人東北内分泌研究会/第34回日本内分泌学会東北地方会
• [学会発表] コルチゾール産生性副腎皮質腺腫内の炎症細胞浸潤についての検討 (2017)
  • 著者名/発表者名: 和泉健大龍、北脇優子、笹野公伸
  • 学会等名: 第22回特定非営利活動法人東北内分泌研究会/第34回日本内分泌学会東北地方会
• [学会発表] 両側副腎摘除から7年後に局所再発、転移性肝腫瘍を認めた多発性内分泌腫瘍症2B型の1例 (2017)
  • 著者名/発表者名: 手塚雄太、森本玲、祢津昌広、小野美澄、五十嵐康宏、工藤正孝、高瀬圭、宮城重人、山﨑有人、笹野公伸、伊藤貞嘉、佐藤文俊
  • 学会等名: 第22回特定非営利活動法人東北内分泌研究会/第34回日本内分泌学会東北地方会
• [学会発表] アルドステロン産生腺腫におけるintratumoral heterogeneityの形態学的、免疫組織化学的画像解析 (2017)
  • 著者名/発表者名: 東いぶき、宍戸悠華、尾股慧、小野美澄、山﨑有人、手塚雄太、森本玲、William E. Rainey、Scott A. Tomlins、中村保宏、伊藤貞嘉、佐藤文俊、笹野公伸
  • 学会等名: 第22回特定非営利活動法人東北内分泌研究会/第34回日本内分泌学会東北地方会
• [学会発表] KCNJ5変異陽性のアルドステロン産生腺腫の臨床的、病理組織学的特徴 (2017)
  • 著者名/発表者名: 宍戸悠華、東いぶき、尾股慧、小野美澄、山﨑有人、手塚雄太、森本玲、William E. Rainey、Scott A. Tomlins、中村保宏、伊藤貞嘉、佐藤文俊、笹野公伸
  • 学会等名: 第22回特定非営利活動法人東北内分泌研究会/第34回日本内分泌学会東北地方会
• [学会発表] 副腎術後に重症心不全の改善を認めた原発性アルドステロン症の1例 (2017)
  • 著者名/発表者名: 森本玲、小野美澄、祢津昌広、手塚雄太、五十嵐康宏、工藤正孝、鈴木秀明、下川宏明、高瀬圭、荒井陽一、山﨑有人、笹野公伸、伊藤貞嘉、佐藤文俊
  • 学会等名: 第22回特定非営利活動法人東北内分泌研究会/第34回日本内分泌学会東北地方会
• [学会発表] 次世代シークエンサーによる原発性アルドステロン症の病態解明 (2017)
  • 著者名/発表者名: 尾股慧、森本玲、手塚雄太、山﨑有人、中村保宏、ダニエルホベルソン、リウチアジェン、佐藤文俊、伊藤貞嘉、笹野公伸、スコットトムリンス、ウィリアムレイニー
  • 学会等名: 第90回日本内分泌学会学術総会
• [学会発表] 副腎静脈サンプリングの診断基準に関する検討 (2017)
  • 著者名/発表者名: 桐山加奈子、大村昌夫、齋藤淳、杉澤千穂、鶴谷悠也、山﨑有人、笹野公伸、西川哲男
  • 学会等名: 第90回日本内分泌学会学術総会
• [学会発表] アルドステロン産生腺腫における18-oxocortisol合成の意義 (2017)
  • 著者名/発表者名: 手塚雄太、中村保宏、北田容章、祢津昌広、小野美澄、岩倉芳倫、森本玲、工藤正孝、清治和将、高瀬圭、荒井陽一、伊勢和恵、山﨑有人、伊藤貞嘉、出澤真理、笹野公伸、佐藤文俊
  • 学会等名: 第90回日本内分泌学会学術総会
• [学会発表] リング状石灰化を伴う副腎腫瘍2症例の検討 (2017)
  • 著者名/発表者名: 伊藤裕進、能宗伸輔、馬場谷成、廣峰義久、庭野史丸、池田守、川畑由美子、笹野公伸、池上博司
  • 学会等名: 第90回日本内分泌学会学術総会
• [学会発表] 術前副腎癌が疑われた、black adenomaによるサブクリニカルクッシング症例群の1例 (2017)
  • 著者名/発表者名: 前田一成、戸邉駿一、柴田博絵、三澤晴雄、河崎さつき、田村泰、吉村一良、吉田利夫、山﨑有人、笹野公伸
  • 学会等名: 第90回日本内分泌学会学術総会
• [学会発表] AVSで片側病変と判定されたが、術後の内分泌学的改善がなかった原発性アルドステロン症の一例 (2017)
  • 著者名/発表者名: 五十嵐佳那、方波見卓行、浅井志高、福田尚志、川名部新、相田芳夫、山田隆之、笹野公伸、山﨑有人、田中逸
  • 学会等名: 第90回日本内分泌学会学術総会
• [学会発表] 一腫瘍内に境界を画したFDGとMIBGの集積が確認された副腎皮質癌の一例 (2017)
  • 著者名/発表者名: 綿貫裕、高安忍、水尻諭、大高英之、浅利ゆう子、木村裕輝、中田有紀、対馬悠子、蔭山和則、笹野公伸、大門眞
  • 学会等名: 第90回日本内分泌学会学術総会
• [学会発表] 増大する左後腹膜腫瘍の1例 (2017)
  • 著者名/発表者名: 手塚雄太、北脇優子、祢津昌広、五十嵐康宏、工藤正孝、森本玲、荒井陽一、笹野公伸、伊藤貞嘉、佐藤文俊
  • 学会等名: 第23回特定非営利活動法人東北内分泌研究会/第35回日本内分泌学会東北地方会
• [学会発表] 原発性アルドステロン症の精査過程でABI低値を認めた1例 (2017)
  • 著者名/発表者名: 森本玲、手塚雄太、祢津昌広、五十嵐康宏、工藤正孝、清治和将、高瀬圭、齋木佳克、笹野公伸、伊藤貞嘉、佐藤文俊
  • 学会等名: 第23回特定非営利活動法人東北内分泌研究会/第35回日本内分泌学会東北地方会
• [学会発表] 副腎性 subclinical Cushing 症候群に対側アルドステロン過剰産生を合併した1例に対する免疫組織学的検討 (2017)
  • 著者名/発表者名: 浅野嵩博、青野大輔、武田仁裕、米谷充弘、唐島成宙、出村昌史、臼倉幹哉、林研至、山岸正和、笹野公伸、米田隆、武田仁勇
  • 学会等名: 第40回日本高血圧学会総会
• [学会発表] 原発巣手術から16年後に診断に至った悪性傍神経節腫の一例 (2017)
  • 著者名/発表者名: 手塚雄太、祢津昌広、森本玲、工藤正孝、五十嵐康宏、山﨑有人、笹野公伸、伊藤貞嘉、佐藤文俊
  • 学会等名: 第40回日本高血圧学会総会
• [学会発表] 副腎静脈サンプリングの pitfall によって片側副腎摘出を行った multiple adrenocortical micronodules (MN) による原発性アルドステロン症の1例 (2017)
  • 著者名/発表者名: 和田典男、木村輔、臼淵浩明、寺江聡、田中博、関利盛、山﨑有人、笹野公伸
  • 学会等名: 第40回日本高血圧学会総会
• [学会発表] 非機能性副腎腫瘍を合併した特発性アルドステロン症（IHA）の一例 (2017)
  • 著者名/発表者名: 櫻井華奈子、山下りか、新妻さつき、佐藤良太、中村保宏、笹野公伸、在原善英
  • 学会等名: 第40回日本高血圧学会総会
• [学会発表] 副腎静脈サンプリングで機能性を確認しえたアルドステロン産生腺腫合併の無症候性褐色細胞腫 (2017)
  • 著者名/発表者名: 佐久間一基、山﨑有人、笹野公伸、横手幸太郎、田中知明
  • 学会等名: 第40回日本高血圧学会総会
• [学会発表] アルドステロン産生腺腫における形態学的・免疫組織化学的・遺伝学的intratumor heterogeneityの検討 (2017)
  • 著者名/発表者名: 宍戸悠華、東いぶき、尾股慧、小野美澄、山﨑有人、手塚雄太、森本玲、William E. Rainey、Scott A. Tomlins、中村保宏、伊藤貞嘉、笹野公伸、佐藤文俊
  • 学会等名: 第21回日本臨床内分泌病理学会学術総会
• [学会発表] アルドステロン産生腺腫における病理組織学的定量解析 (2017)
  • 著者名/発表者名: 東いぶき、宍戸悠華、尾股慧、小野美澄、山﨑有人、手塚雄太、森本玲、William E. Rainey、Scott A. Tomlins、中村保宏、伊藤貞嘉、佐藤文俊、笹野公伸
  • 学会等名: 第21回日本臨床内分泌病理学会学術総会
• [学会発表] 潜在性コルチゾール分泌をともなったアルドステロン産生腺腫の一例 (2017)
  • 著者名/発表者名: 松下真弥、田辺晶代、堀江沙良、高橋信行、宮崎秀幹、猪狩亨、山﨑有人、笹野公伸、梶尾裕
  • 学会等名: 第21回日本臨床内分泌病理学会学術総会
• [学会発表] Myxoid variants of adrenal cancerの一例 (2017)
  • 著者名/発表者名: 佐々木要輔、方波見卓行、中村祐太、石井聡、浅井志高、遠藤陽、高木正之、笹野公伸、田中逸
  • 学会等名: 第21回日本臨床内分泌病理学会学術総会
• [学会発表] 肝腫瘍との鑑別を要した副腎皮質癌の一例 (2017)
  • 著者名/発表者名: 立木美香、廣嶋佳歩、馬越洋宜、田上哲也、島津章、猪飼伊和夫、森吉弘毅、方波見卓行、笹野公伸、成瀬光栄
  • 学会等名: 第21回日本臨床内分泌病理学会学術総会
• [学会発表] 初発時と再発時にカテコラミン産生能の差異を認めた悪性傍神経節腫の一例 (2017)
  • 著者名/発表者名: 手塚雄太、山﨑有人、森本玲、祢津昌広、工藤正孝、五十嵐康宏、高瀬圭、宮城重人、伊藤貞嘉、笹野公伸、佐藤文俊
  • 学会等名: 第21回日本臨床内分泌病理学会学術総会
• [学会発表] カテコラミン心筋症を呈した褐色細胞種の一剖検例 (2017)
  • 著者名/発表者名: 井上千裕、山﨑有人、手塚雄太、祢津昌広、森本玲、佐藤文俊、笹野公伸
  • 学会等名: 第21回日本臨床内分泌病理学会学術総会
• [学会発表] KCNJ5体細胞変異から見た原発性アルドステロン症の新分類 (2017)
  • 著者名/発表者名: 笹野公伸、山﨑有人、尾股慧、小野美澄、手塚雄太、森本玲、中村保宏、伊藤貞嘉、佐藤文俊
  • 学会等名: 第21回日本臨床内分泌病理学会学術総会
• [学会発表] 新規アルドステロン・レニン濃度迅速測定法による高血圧診療アセスメント (2017)
  • 著者名/発表者名: 佐藤文俊、森本玲、小野美澄、手塚雄太、尾股慧、祢津昌広、岩倉芳倫、五十嵐康宏、工藤正孝、笹野公伸、伊藤貞嘉
  • 学会等名: 第21回日本臨床内分泌病理学会学術総会
• [学会発表] 副腎腫瘍を合併し片側副腎摘出を行った両側性原発性アルドステロン症の2症例 (2017)
  • 著者名/発表者名: 和田典男、柴山惟、宮野有希恵、小原慎司、山﨑有人、笹野公伸
  • 学会等名: 第25回日本ステロイドホルモン学会学術集会
• [学会発表] EDP-M療法投与後、メトロノミック療法を施行した副腎皮質癌の1例 (2017)
  • 著者名/発表者名: 月山秀一、方波見卓行、山本雄太郎、山﨑有人、笹野公伸、廣嶋佳歩、立木美香、成瀬光栄、北谷真子、五味弘道、西根亜実、村上万里子、浅井志高、福田尚志、田中逸
  • 学会等名: 第27回臨床内分泌代謝Update
• [学会発表] 副脾、副副腎との鑑別に苦慮したCushing症候群の1例 (2017)
  • 著者名/発表者名: 桜井華奈子、山下りか、新妻さつき、佐藤良太、力丸裕哉、齋藤英郎、中村保宏、笹野公伸
  • 学会等名: 第27回臨床内分泌代謝Update
• [学会発表] MIBGシンチ陽性で診断に苦慮した副腎皮質オンコサイトーマの1例 (2017)
  • 著者名/発表者名: 吉田健一、慕忻桐、原田万祐子、前田ゆき、阿部泰尚、前田浩志、上田佳世、山﨑有人、笹野公伸、梶川道子
  • 学会等名: 第27回臨床内分泌代謝Update
• [学会発表] アンドロゲン産生副腎皮質腫瘍による思春期早発症の男児2例 (2017)
  • 著者名/発表者名: 橘真紀子、三善陽子、和田珠希、福岡智哉、里村宜紀、保田紀恵、木村武司、長谷川泰浩、別所一彦、高間勇一、田附裕子、奥山宏臣、山﨑有人、笹野公伸、大薗恵一
  • 学会等名: 第27回臨床内分泌代謝Update
• [学会発表] 尿中メタネフリンが上昇していた副腎外傍神経節腫の三症例 (2017)
  • 著者名/発表者名: 鷲田啓資、高安忍、牧田興志、杉山綾、綿貫裕、照井健、大門眞、山﨑有人、笹野公伸
  • 学会等名: 第27回臨床内分泌代謝Update
• [学会発表] UMNによるアルドステロン過剰分泌を合併したAIMAHの一例 (2017)
  • 著者名/発表者名: 雪本真代、藏城雅文、待場優里、都井律和、永田友貴、山田真介、徳本真央、小野田尚佳、山﨑有人、笹野公伸、今西康雄、稲葉雅章
  • 学会等名: 第27回臨床内分泌代謝Update
• [学会発表] 免疫組織でandrogen産生過剰が証明された副腎網状層過形成の一例 (2017)
  • 著者名/発表者名: 渡邉貴子、佐野麻美、樋渡大、山﨑有人、笹野公伸、西井裕
  • 学会等名: 第27回臨床内分泌代謝Update
• [学会発表] 原発性アルドステロン症を合併した副腎領域schwannomaの１例 (2017)
  • 著者名/発表者名: 幕谷由佳子、馬場谷成、能宗伸輔、廣峰義久、伊藤裕進、武友保憲、山﨑有人、笹野公伸、川畑由美子、池上博司
  • 学会等名: 第27回臨床内分泌代謝Update
• [学会発表] Aldosterone-Producing Adenoma Hidden behind Chronic Renal Failure with Nephrotic Syndrome. (2017)
  • 著者名/発表者名: Yuta Tezuka, Ryo Morimoto, Yoshikiyo Ono, Yoshitsugu Iwakura, Masataka Kudo, Yasuhiro Igarashi, Mariko Miyazaki, Hiroshi Sato, Kazumasa Seiji, Kei Takase, Yoichi Arai, Yuto Yamazaki, Yasuhiro Nakamura, Hironobu Sasano, Sadayoshi Ito, Fumitoshi Satoh.
  • 学会等名: ENDO2017
  • 国際学会
• [学会発表] Coexistence of Five Histopathologically and Genetically Distinct Adrenocortical Adenomas in a Patient with Primary Aldosteronism. (2017)
  • 著者名/発表者名: Kei Omata, Yuto Yamazaki, Yasuhiro Nakamura, Sharath Anand, Justine Barletta, Scott A Tomlins, Hironobu Sasano, William E. Rainey,Anand Vaidya.
  • 学会等名: ENDO2017
  • 国際学会
• [学会発表] Expression of Salt-Inducible Kinase (SIK) Isoforms in Human Adrenal Glands with Hyperaldosteronism. (2017)
  • 著者名/発表者名: Yuto Yamazaki, Yasuhiro Nakamura, Miyuki Mukai, Kazue Ise, Kei Omata, Yoshikiyo Ono, Yuta Tezuka, Ryo Morimoto, Fumitoshi Satoh, Hironobu Sasano.
  • 学会等名: ENDO2017
  • 国際学会
• [学会発表] The Expression of Androgen and Glucocorticoid Pathways in Normal Breast Tissue and the Impact of BMI on These Pathways. (2017)
  • 著者名/発表者名: Keely M McNamara, Ayako Kanai, Hironobu Sasano, Kristy A Brown.
  • 学会等名: ENDO2017
  • 国際学会
• [学会発表] The Significance of Inflammatory Cell Infiltration in Cortisol-Producing Adrenocortical Adenomas (CPA): A Possible Insight into Its Involvement in Pathogenesis of CPA. (2017)
  • 著者名/発表者名: Yuko Kitawaki, Yasuhiro Nakamura, Fumie Kubota-Nakayama, Yuto Yamazaki, Shuko Hata, Kazue Ise, Ryo Morimoto, Kumi Kikuchi, Fumitoshi Satoh, Hironobu Sasano.
  • 学会等名: ENDO2017
  • 国際学会
• [学会発表] OR10-2 Aldosterone-Producing Cell Clusters (APCC) Frequently Harbor Somatic Mutations and Accumulate with Age in Normal Adrenals. (2017)
  • 著者名/発表者名: Kei Omata, Sharath Anand, Daniel H Hovelson, Chia-Jen Liu, Yuto Yamazaki, Yasuhiro Nakamura, Fumitoshi Satoh, Sadayoshi Ito, Hironobu Sasano, William E. Rainey, Scott A Tomlins.
  • 学会等名: ENDO2017
  • 国際学会
• [学会発表] Endocrine pathology: Neroendocrine tumor in 2017 WHO classification. (2017)
  • 著者名/発表者名: Hironobu Sasano
  • 学会等名: The 57th IAP Thailand Annual Meeting
  • 国際学会 / 招待講演
• [学会発表] From Endocrinology to Intracrinology. (2017)
  • 著者名/発表者名: Hironobu Sasano
  • 学会等名: Tohoku University-KIST joint symposium
  • 国際学会 / 招待講演