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2017 年度 研究成果報告書

分化リプログラム技術を用いたマウス及びヒト貪食細胞の樹立とその応用

研究課題

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研究課題/領域番号 15H04717
研究種目

基盤研究(B)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 実験病理学
研究機関金沢医科大学 (2016-2017)
東京医科歯科大学 (2015)

研究代表者

小内 伸幸  金沢医科大学, 医学部, 教授 (50323605)

研究期間 (年度) 2015-04-01 – 2018-03-31
キーワード樹状細胞 / 前駆細胞 / 転写因子 / 分化
研究成果の概要

樹状細胞は、従来型樹状細胞(cDC)と形質細胞様樹状細胞(pDC)に大別される。本研究では、pDC分化に重要な転写因子E2-2を可視化するマウスを用いて、DC前駆細胞からE2-2high細胞を発見した。E2-2high細胞はリンパ組織においてpDCのみに分化したが、小腸ではpDCのみならずcDCへと分化した。この分化転換は小腸で産生されているβcサイトカインによって誘導された。E2-2high細胞由来のcDCは制御性T細胞の誘導能力を有していた。同T細胞は小腸における免疫寛容を維持していることが報告されており、E2-2high細胞由来のcDCは腸管組織恒常性維持に寄与していることが示唆された。

自由記述の分野

免疫学

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公開日: 2019-03-29  

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