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2017 年度 研究成果報告書

C型肝炎ウイルスの病原性発現に関与するシグナルペプチドペプチダーゼの機能解析

研究課題

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研究課題/領域番号 15H04736
研究種目

基盤研究(B)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 ウイルス学
研究機関大阪大学

研究代表者

松浦 善治  大阪大学, 微生物病研究所, 教授 (50157252)

連携研究者 岡本 徹  大阪大学, 微生物病研究所, 准教授 (80628595)
福原 崇介  大阪大学, 微生物病研究所, 准教授 (70598739)
研究期間 (年度) 2015-04-01 – 2018-03-31
キーワードSPP / HCV
研究成果の概要

我々はこれまでにC型肝炎ウイルス(HCV)のコア蛋白質の成熟に宿主のシグナルペプチドペプチダーゼ(SPP)が必須であることを報告している。本研究ではSPPと相同性が高いガンマセクレターゼ阻害剤の中からSPPに対して阻害効果のある化合物を検索し、化合物のジベンゾアゼピン構造がSPPの223番目のバリンと相互作用することにより高い阻害活性を示すことを明らかにした。SPP阻害剤は全ての遺伝子型のHCVコア蛋白質の成熟を阻害し、SPP阻害剤の存在下で継代しても耐性ウイルスは出現しなかった。本研究により、SPPは慢性C型肝炎治療薬の新しい創薬標的となり得ることを提案できた。

自由記述の分野

ウイルス学

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公開日: 2019-03-29  

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