研究課題/領域番号 |
15H04791
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
衛生学・公衆衛生学
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研究機関 | 公益財団法人放射線影響研究所 |
研究代表者 |
林 奉権 公益財団法人放射線影響研究所, 分子生物科学部, 副部長 (70333549)
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研究分担者 |
徳永 勝士 東京大学, 大学院医学系研究科(医学部), 教授 (40163977)
安波 道郎 地方独立行政法人佐賀県医療センター好生館(ライフサイエンス研究所), 疾患ゲノムセンター, 部長 (80244127)
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連携研究者 |
中地 敬 公益財団法人 放射線影響研究所, 分子生物科学部, 顧問 (00142117)
コローン ジョン 公益財団法人 放射線影響研究所, 統計部, 主任研究員 (50344411)
吉田 健吾 公益財団法人 放射線影響研究所, 分子生物科学部, 研究員 (70443596)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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キーワード | ゲノム / 放射線 / 炎症 / 遺伝子多型 |
研究成果の概要 |
原爆被爆者の近位結腸がんリスクの上昇に対してDNA損傷応答に関係するCHEK2のある特定の遺伝子型と放射線被ばく線量との有意な相互作用があった。160,000 SNPの中で原爆被爆者の乳がん、肝がん、結腸がんリスクに関係するP値が10-3未満のSNPは、各々10 SNP、8 SNP、12 SNPであったが、P値10-6未満のSNPはなかった。 IL6R遺伝子型による健常者の膜型IL-6R (mIL-6R)レベルを調べた結果、IL6R-A/A群に比べて、それ以外の遺伝子型群のCD4+ヘルパーT細胞のmIL-6Rレベルは高値を示し、さらに、細胞内O2.-レベルが有意に高いという結果を得た。
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自由記述の分野 |
免疫学 分子疫学
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