研究課題/領域番号 |
15H04827
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
呼吸器内科学
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研究機関 | 筑波大学 |
研究代表者 |
檜澤 伸之 筑波大学, 医学医療系, 教授 (00301896)
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連携研究者 |
野口 恵美子 筑波大学, 医学医療系, 教授 (40344882)
玉利 真由美 東京慈恵会医科大学, 総合医科学研究センター, 教授 (00217184)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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キーワード | Endotype / Phenotype / Asthma / COPD / Precision medicine / CDHR3 / YKL-40 / Tyro3 |
研究成果の概要 |
気道疾患の難治化を規定する遺伝因子の同定は分子病態の理解に基づいた精密医療の実現を可能にする。ライノウイルスCの受容体であるCDHR3遺伝子が、特に幼少期発症のアトピー型で呼吸機能が低下した成人喘息に一定の遺伝的役割を果たしていることを発見した。キチン結合蛋白であり、インフラマソームの制御因子でもあるYKL-40をコードするCHLI3遺伝子が青壮年期以降に発症する喘息の発症に関連することを発見した。2型免疫応答の制御に重要な役割を有するTAM受容体チロシンキナーゼ(TYRO3)遺伝子がアトピーと関連することを発見した。これらの因子が難治気道疾患のエンドタイプを形成することが考えられる。
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自由記述の分野 |
呼吸器内科学
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