研究課題/領域番号 |
15H04860
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
血液内科学
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研究機関 | 横浜市立大学 |
研究代表者 |
田村 智彦 横浜市立大学, 医学研究科, 教授 (50285144)
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研究分担者 |
中林 潤 横浜市立大学, 先端医科学研究センター, 准教授 (80322733)
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連携研究者 |
黒滝 大翼 横浜市立大学, 医学部, 講師 (10568455)
西山 晃 横浜市立大学, 医学部, 准教授 (80589664)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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キーワード | エンハンサー / 単球 / 樹状細胞 / 転写因子 / ChIP-seq |
研究成果の概要 |
単球や樹状細胞(DC)は単核貪食細胞と呼ばれ,生体防御に必須である。これらの細胞は骨髄造血幹細胞から中間的な前駆細胞段階を経て分化するが、その過程での遺伝子発現調節の分子機構には不明な点が多い。本課題ではマウス生体から様々な分化段階の細胞を分離し、エンハンサー分布や遺伝子発現、さらには鍵となる転写因子のクロマチン結合の動態を全ゲノム規模で解析した。その結果、単核貪食細胞の分化においては、前駆細胞の段階で転写因子IRF8がPU.1とともにゲノムに結合することで単球とDCに共通のエンハンサーが形成され、単核貪食細胞としての性質を賦与する遺伝子群の最終分化段階での高い発現が導かれることがわかった。
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自由記述の分野 |
血液学
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