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2017 年度 研究成果報告書

胎生期低栄養が小胞体ストレス応答を介して成人期の脂肪蓄積リスクとなる機序の解析

研究課題

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研究課題/領域番号 15H04882
研究種目

基盤研究(B)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 胎児・新生児医学
研究機関浜松医科大学

研究代表者

伊東 宏晃  浜松医科大学, 医学部附属病院, 教授 (70263085)

研究分担者 谷口 千津子  浜松医科大学, 医学部附属病院, 特任助教 (20397425)
鈴木 一有  浜松医科大学, 医学部附属病院, 講師 (50456571)
連携研究者 宮本 恵宏  独立行政法人国立循環器病研究センター, 予防検診部/研究開発基盤センター予防医学・疫学情報部, 部長 (10312224)
小川 佳宏  東京医科歯科大学, 難治疾患研究所, 教授 (70291424)
土屋 賢治  浜松医科大学, 子どものこころの発達研究センター, 特任教授 (20362189)
益崎 裕章  現琉球大学, 医学部, 教授 (00291899)
宇田川 潤  現滋賀医科大学, 医学部, 教授 (10284027)
研究期間 (年度) 2015-04-01 – 2018-03-31
キーワードDOHaD / 妊娠 / 栄養 / 脂肪肝 / NAFLD / 小胞体ストレス / 胎児 / 先制医療
研究成果の概要

マウスを用いて、母獣の摂餌制限による体制低栄養環境により、成獣期に肝脂肪変性が著しく増悪する動物モデルを確立した。この動物生デルを用いて、胎生期の低栄養環境は、肝細胞に小胞体ストレスを惹起しておりたたみ不良タンパク質を蓄積し、肝臓マクロファージ浸潤による慢性炎症ならびに脂肪蓄積の増悪を来すことを明らかにした。さらに、小胞体ストレスを緩和するシャペロンを傾向投与しておりたたみ不良タンパク質の蓄積を軽減することで、肝臓の慢性炎症ならびに脂肪蓄積は劇的に改善することを示し、新たな先制医療の開発の可能性を明らかにした。

自由記述の分野

周産期医学、DOHaD

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公開日: 2019-03-29  

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