1)重症薬疹における表皮細胞死のメカニズム解明:細胞死の詳細なメカニズムの解明を行った。通常のnecroptosis経路であるRIP1/RIP3 complex形成に加えMLKLのリン酸化を確認した。 2)細胞死阻害剤探索:ネクロプトーシス阻害剤となるFPR1アンタゴニストを探索した。数個の候補物質の同定することができた。さらに既存の薬剤(drug repositioning)としても数種の候補薬を同定した。 3)新たなバイオマーカー検索:患者サンプルを用い質量分析およびRNA-seqによるタンパク、遺伝子発現を比較することで重症薬疹に特異的の上昇する候補マーカーを数種同定した。
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