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2018 年度 研究成果報告書

中枢神経系機能性疾患における三者間シナプス伝達機能障害仮説の構築

研究課題

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研究課題/領域番号 15H04892
研究種目

基盤研究(B)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 精神神経科学
研究機関三重大学

研究代表者

岡田 元宏  三重大学, 医学系研究科, 教授 (10281916)

研究分担者 大野 行弘  大阪薬科大学, 薬学部, 教授 (00432534)
植田 勇人  三重大学, 医学系研究科, 客員教授 (70244192)
杉浦 嘉泰  福島県立医科大学, 医学部, 准教授 (00315665)
研究期間 (年度) 2015-04-01 – 2019-03-31
キーワードアストロサイト / 三者間伝達 / 統合失調症 / てんかん / 認知症 / ADHD
研究成果の概要

中枢神経系機能性疾患の病態生理にモノアミン及びアミノ酸伝達機構が関与しているが、これら神経伝達だけでは十分に理解できない病態が、中枢神経系機能性疾患に存在する。本研究は、アストロサイトを加えた三者間シナプス伝達モデルを構築し、てんかん、統合失調症、認知症、注意欠陥多動性障害の病態生理に、三者間シナプス伝達が関与していることを明らかにした。アストロサイトのアミノ酸交換輸送系、代謝型グルタミン酸受容体機能が中枢神経系機能性疾患の病態生理に深く関与していることを明らかにした。

自由記述の分野

精神神経科学

研究成果の学術的意義や社会的意義

統合失調症、注意欠陥多動性障害、認知症、てんかんの病態生理に、従来、明らかにされてきた神経伝達機能だけではなく、新たにアストロサイトが非電気的な情報伝達を担っていることを明らかにした。この神経とアストロサイトによる三者間情報伝達の機能補正は、新たな治療法の開発に寄与する。加えて、視床皮質路における三者間情報伝達の認知機能における重要性も同定した

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公開日: 2020-03-30  

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