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2018 年度 実績報告書

Direct Conversion誘導基質による臍帯由来細胞からの骨再生法の開発

研究課題

研究課題/領域番号 15H05044
研究機関長崎大学

研究代表者

住田 吉慶  長崎大学, 医歯薬学総合研究科(歯学系), 准教授 (50456654)

研究分担者 小守 壽文  長崎大学, 医歯薬学総合研究科(歯学系), 教授 (00252677)
朝比奈 泉  長崎大学, 医歯薬学総合研究科(歯学系), 教授 (30221039)
黒嶋 伸一郎  長崎大学, 医歯薬学総合研究科(歯学系), 准教授 (40443915)
長村 登紀子 (井上登紀子)  東京大学, 医科学研究所, 准教授 (70240736)
各務 秀明  松本歯科大学, 総合歯科医学研究所, 教授 (80242866)
研究期間 (年度) 2015-04-01 – 2019-03-31
キーワード再生医学 / 臍帯 / 幹細胞 / 骨分化
研究実績の概要

前年度実施した骨芽細胞分化に関わるmicroRNAの網羅的発現解析から得られたデータから抽出した新規microRNAの候補を合わせて、これまでに抽出したmicroRNAとアクチン脱重合関連遺伝子の組み合わせについて、臍帯間葉系幹細胞の骨芽細胞への分化誘導性を培養において評価した。その結果、候補となる遺伝子の組み合わせが得られたので、それらを組み込んだ新規GAMを作製し、その機能評価を実施した。移植はヒト臍帯MSCを播種した新規GAMを免疫不全マウスの頭蓋骨に移植を行い、移植後4, 8 12週で新生骨形成の状態を観察したところ、有効性に関する一定の知見が得られた。そのため、この新規GAMの機能をさらに高くするため、搭載するベクターの検討や搭載遺伝子のDNA量、基質材料など設定すべき多岐の条件を検討しているところである。ベクターについては、ナノサイズ自己組織化高分子ベクターの応用を試みており、それを構成する高分子材料の種類を骨組織に親和性の高い材料に着目して、検討をしているところである。さらに、GAMを構成する人工骨基質についても検討をしているが、βTCPの微粒子を新たに検討項目として評価することとした。微粒子によるナノサイズベクターの細胞へのデリバリー効率の改善を期待したものである。その微粒子単独、もしくは従来から使用しているβTCPの顆粒との配合を様々に配合比を設定し、アテロコラーゲンにナノサイズベクターと共に組み込みことでGAMを作製し、検討を行っている。

現在までの達成度 (段落)

平成30年度が最終年度であるため、記入しない。

今後の研究の推進方策

平成30年度が最終年度であるため、記入しない。

  • 研究成果

    (4件)

すべて 2019 2018

すべて 学会発表 (3件) (うち国際学会 1件、 招待講演 1件) 産業財産権 (1件) (うち外国 1件)

  • [学会発表] 歯槽骨の再生を目指した細胞治療開発への挑戦2018

    • 著者名/発表者名
      住田吉慶
    • 学会等名
      第36回日本骨代謝学会学術集会
    • 招待講演
  • [学会発表] micro RNAを応用した遺伝子活性化基質(GAM)による新規人工骨基質の開発2018

    • 著者名/発表者名
      四道玲奈, 住田吉慶, 原昌士, 楢原峻, 朝比奈泉
    • 学会等名
      第63回日本口腔外科学会総会・学術大会
  • [学会発表] Actin-depolymeraization inducing by Col-1 culture accelerates osteoblastic differentiation of human umbilical cord mesenchymal stem cells2018

    • 著者名/発表者名
      Iwatake M, Sumita Y, Nagamura T, Asahina I
    • 学会等名
      5the TERMIS World Congress
    • 国際学会
  • [産業財産権] ヒト臍帯由来間葉系幹細胞から骨芽細胞の製造を目的としたアクチン重合阻害剤による分化誘導技術2019

    • 発明者名
      住田吉慶、岩竹真弓、朝比奈泉、小守壽文
    • 権利者名
      国立大学法人 長崎大学
    • 産業財産権種類
      特許
    • 産業財産権番号
      PCT/JP2019/015045
    • 外国

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公開日: 2021-01-27   更新日: 2021-12-27  

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