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2019 年度 実績報告書

フィジカルアセスメントに繋がる総合的解剖学実習モデルの構築を目指して

研究課題

研究課題/領域番号 15H05073
研究機関愛知医科大学

研究代表者

中野 隆  愛知医科大学, 医学部, 教授 (30148332)

研究分担者 諏訪 美栄子  修文大学, 看護学部, 助教 (00762816)
内藤 宗和  愛知医科大学, 医学部, 教授 (10384984)
小倉 久美子  一宮研伸大学, 看護学部, 講師 (10715139)
八島 妙子  東京医療保健大学, 看護学部, 教授 (70310472)
篠田 かおる  愛知医科大学, 看護学部, 准教授 (70329829)
鈴木 里美  愛知医科大学, 看護学部, 講師 (90387796)
黒澤 昌洋  愛知医科大学, 看護学部, 講師 (00586068)
研究期間 (年度) 2015-04-01 – 2020-03-31
キーワード看護教育
研究実績の概要

最終年度は計画に則り、愛知医科大学看護学部と医学部解剖学講座が協力し、本学病院の臨床看護師を対象とした『局所解剖セミナー』を実施した。また、特定看護師を対象とした『臨床解剖セミナー』および、看護学生を『解剖セミナー』を同時に開催した。『それぞれのセミナー』の目的は、解剖実習体を通して人体の立体的構造を正確に把握し、解剖学的リスクを考慮した安全な看護技術を学ぶことである。今後、更なる専門性、多様性が求められる看護教育においてこの解剖学実習のモデルケースとなり得るものと考える。また、看護師養成機関と医師養成機関が密に連携し、新たな教育モデルを作り出す本研究の成果は、チーム医療時代の多職種間教育(inter-professional education)をさらに進めていく上においても、大きな意義を持つものと考えている。
日本で今日用いられる解剖学用語には、様々な言語、文化、歴史背景があり、学術用語としての統一性や一貫性に少なからぬ問題がある。学生のみならず医学・医療やその教育に携わる者にとっても、医学用語の疑問の種は尽きないが、多職種からなる医療従事者の共通の基盤となる用語の指導が、確かな根拠の下に適切に行われることは重要である。医学用語に関してしばしば寄せられる疑問は、その用語の由来や性質によりいくつかの要因にまとめることができる。また、その疑問に答えるための用語集やデータベース、シソーラスは、昨今の情報技術の進歩によりアクセスが容易になった。教育する側は、複雑な内容と背景を包含する医学用語に対する学習者の疑問に丁寧かつ的確に対応し、昨今の進歩の著しい医学、医療を効率よく修得するための支援につなげることが必要である。そのため、特に初学者の視点に立っって、医学用語の教育における工夫や背景知識についてまとめ、発表した。

現在までの達成度 (段落)

令和元年度が最終年度であるため、記入しない。

今後の研究の推進方策

令和元年度が最終年度であるため、記入しない。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2019

すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件、 オープンアクセス 1件)

  • [雑誌論文] 医学用語を適切に指導するための手引き2019

    • 著者名/発表者名
      黒川 景
    • 雑誌名

      愛知県立大学看護学部紀要

      巻: 25 ページ: 1-11

    • 査読あり / オープンアクセス

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公開日: 2021-01-27  

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