研究課題
令和元年度の研究目的は、開発したツール「障がいのある子どもの災害備えパッケージ」を基にしたICT教材を用いた介入研究結果をまとめ報告すること、および、ツールの活用を促すための人材育成プログラムを開発し、ツールの普及を図ることである。ICT教材を用いた介入研究結果中、知的障がいを対象とした内容は、The 6th International Nursing Research Conference of World Academy of Nursing Scienceでポスター発表した。肢体不自由と聴覚障がいのある子どもへの介入結果と特別支援学校での介入の取り組み等の実態を子どもとかかわる医療者等に情報発信することを目的に、雑誌『小児看護』,42(12).で公表した。8月16日から26日に米国のBostonとMinnesota州の医療施設と大学で災害の備えの視察、および、Minnesota州の大学とPublic Health Services関係者を訪問、開発したツールの英語版の活用可能性について情報交換した。その結果、本研究ツールは米国でも有用なものであるという意見を得て、今後の研究協力の承認を得た。ツール普及のため、10月5日に関西医科大学で「障がいのある子どもの力を高めるための災害教育」研修会を開催した。特別支援学校での普及を図るため、参加者を学校管理職と防災担当者とし、中部地方と西日本に開催案内を郵送した。研修会は2部構成とし、1部は、研究者が開発した3ツールの紹介、ツールを活用した茨城県立特別支援学校教諭2名からの取り組みの報告、2部は、ツールの活用を促すためのワークショップとした。参加者は32特別支援学校教諭46名(管理者13名、防災担当者等33名)とシステム開発業者2名の48名であった。5年間の研究成果を報告書にまとめ、研究協力者と関係施設・部署へ送付した。
令和元年度が最終年度であるため、記入しない。
すべて 2020 2019
すべて 雑誌論文 (11件) (うち査読あり 1件、 オープンアクセス 1件) 学会発表 (1件) (うち国際学会 1件)
The 6th International Nursing Research Conference of World Academy of Nursing Science, abstracts
巻: - ページ: 2-241
小児看護
巻: 42(12) ページ: 1480-1486
ISSN 0386-6289
巻: 42(12) ページ: 1487-1491
巻: 42(12) ページ: 1492-1495
巻: 42(12) ページ: 1496-1502
巻: 42(12) ページ: 1503‐1508
巻: 42(12) ページ: 1523-1528
巻: 42(12) ページ: 1530-1535
巻: 42(12) ページ: 1536-1541
巻: 42(12) ページ: 1542-1549
巻: 42(12) ページ: 1553-1558