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2019 年度 研究成果報告書

障がいのある子どもが自然災害に備えセルフケア能力を高めるための支援構築

研究課題

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研究課題/領域番号 15H05088
研究種目

基盤研究(B)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 生涯発達看護学
研究機関関西医科大学 (2016-2019)
共立女子大学 (2015)

研究代表者

加藤 令子  関西医科大学, 看護学部, 教授 (70404902)

研究分担者 小室 佳文  東京医科大学, 医学部, 教授 (20233067)
沼口 知恵子  常磐大学, 看護学部, 准教授 (50381421)
勝田 仁美  兵庫県立大学, 看護学部, 教授 (00254475)
佐藤 奈保  千葉大学, 大学院看護学研究科, 准教授 (10291577)
笹嶋 宗彦  兵庫県立大学, 社会情報科学部, 准教授 (80402999)
研究期間 (年度) 2015-04-01 – 2020-03-31
キーワード障がいのある子ども / 自然災害 / 備え / セルフケア / ICT教材 / 特別支援学校・教育
研究成果の概要

本研究は、1)多様な障がい(肢体不自由、視覚・聴覚、知的)や医療的ケアを必要とする子ども自身が様々な場で自然災害に備えるためのツール開発、2)開発したツールの電子媒体での活用を可能とすること、3)人材育成プログラムを開発し広く活用を促すことを目的とした。
開発したツール『障がいのある子どもの災害備えパッケージ』をもとに、地震を対象としたiPad等での活用を可能とするICT教材を開発し、10特別支援学校35名の子どもへ介入した結果、有用性が示唆された。ツールの活用を促すため、講演会と講習会を各1回開催した。

自由記述の分野

生涯発達看護学分野

研究成果の学術的意義や社会的意義

国内外を問わず大規模自然災害が多発しており、特に災害時要配慮者である障がいのある子ども等の安全や命を守ることは課題である。しかし、この様な子ども自身が災害に備える能力を高めるツール開発および介入研究は国内外では見当たらないため、本研究の学術的意義は高い。
開発したツールを活用した介入結果より、災害に備える子どものセルフケア能力の高まりが認められ、ツールの活用を促すことで障がいのある子ども等の安全や命を守ることに繋がり社会的意義が高い。ツールは日本語版と英語版を作成し、国内外での活用を可能したことにより、社会的意義が高いと言える。

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公開日: 2021-02-19  

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