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2018 年度 研究成果報告書

チベット高原における温暖化にともなう有機物分解促進メカニズムの解明

研究課題

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研究課題/領域番号 15H05111
研究種目

基盤研究(B)

配分区分補助金
応募区分海外学術
研究分野 環境動態解析
研究機関筑波大学

研究代表者

廣田 充  筑波大学, 生命環境系, 准教授 (90391151)

研究分担者 廣瀬 大  日本大学, 薬学部, 准教授 (20513922)
藤嶽 暢英  神戸大学, 農学研究科, 教授 (50243332)
唐 艶鴻  国立研究開発法人国立環境研究所, 生物・生態系環境研究センター, 研究員 (40270590)
研究協力者 唐 艶鴻  
研究期間 (年度) 2015-04-01 – 2019-03-31
キーワード炭素循環 / 地球温暖化 / 有機物分解 / 土壌有機物 / 高山生態系 / 環境変動
研究成果の概要

地球温暖化の影響が顕著化しやすい高標高域のチベット高原を対象として、温度上昇が土壌有機物分解を促進する機構解明を目的として、高山草原土壌からのCO2放出速度の把握と土壌有機物の質的評価を行った。
土壌からのCO2放出速度は、標高が高いほど小さくなる一方で、温度上昇に対する応答は標高に関わらず一定で,低地に比べて高いことが明らかになった。土壌有機物の腐植組成分析の結果、当地の土壌有機物が大量に蓄積する要因として、レスによる埋没作用に伴う隔離封鎖と数千年スケールの過去の植物燃焼炭の存在が明らかになった。さらに、激しい温度上下の影響による風化作用が当地の腐植酸生成に関与している可能性を示唆した。

自由記述の分野

生態系生態学

研究成果の学術的意義や社会的意義

地球温暖化に伴う温度上昇は、炭素循環を含む地球上の物質循環を変えてしまう危険性がある。特にCO2濃度上昇に直接関わる炭素循環に対する温度上昇の影響は注目されている。本研究は特に地球温暖化の影響が顕著化しやすい高山域にあるチベット高山草原において、自然の標高差を利用した温度差が土壌からのCO2放出速度や土壌有機物生成機構に及ぼす影響を調べ、温度の低い高標高域の炭素循環および土壌窒素無機化の特徴の理解を深めることに成功した。さらに、標高差を利用した昇温処理実験に着手し、温暖化が高山帯に及ぼす影響予測に利用できる実験環境を整備した。

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公開日: 2020-03-30  

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