研究課題
氷河後退域および永久凍土地域おいて、温室効果ガスの放出の現状を把握するともに、fossil carbon分解・放出のポテンシャルを定量的に評価するため、同位体等の化学的手法を駆使し、北極・高緯度地域の土壌圏温暖化影響評価に広く応用可能な評価手法の確立・構築することを目的に研究を実施した。前年度に引き続き、北極海スピッツベルゲン島の表層土壌および永久凍土試料について分析を行った。凍土の有機炭素の有機炭素含有量、C/N比、および炭素安定同位体比、14C測定も実施した。
2: おおむね順調に進展している
北極海スピッツベルゲン島の表層土壌および永久凍土の調査および凍土の有機炭素の有機炭素含有量、C/N比、および炭素安定同位体比、14C測定を行った。また14C測定のための試料前処理実験に着手した。
前年度に引き続き、北極海スピッツベルゲン島の表層土壌および永久凍土の調査および凍土のボーリング試料の分析を行う。凍土の有機炭素の有機炭素含有量、C/N比、および炭素安定同位体比、14C測定を行う。また土壌CO2の14C測定を行い、土壌微生物分解による炭素源を明らかにする。
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すべて 雑誌論文 (2件) (うち査読あり 2件、 オープンアクセス 1件) 学会発表 (2件) (うち国際学会 1件)
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