研究課題/領域番号 |
15H05189
|
研究種目 |
基盤研究(B)
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 海外学術 |
研究分野 |
社会学
|
研究機関 | 長崎大学 |
研究代表者 |
首藤 明和 長崎大学, 多文化社会学部, 教授 (60346294)
|
研究分担者 |
王 維 長崎大学, 多文化社会学部, 教授 (10322546)
賽漢卓娜 長崎大学, 多文化社会学部, 准教授 (20601313)
南 誠 長崎大学, 多文化社会学部, 准教授 (70614121)
森川 裕二 長崎大学, 多文化社会学部, 教授 (90440221)
|
研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
|
キーワード | 社会学 / 移動・境界侵犯・混交 / グローバリゼーションと規範 / 歴史・記憶・予期 / 華人・華僑 / 回族 / 社会システム理論 / 比較アジア社会論 |
研究成果の概要 |
移動・越境・混交に関する調査研究から得られた理論的知見として、例えば以下のものがある。(1)構造(時空、慣習、記憶、予期)や意味(指し示すもの/指し示されないもの)への着眼から、生成と消滅を繰り返す本来的に非平衡的な差異が平衡するその均衡点に、「持続可能な社会」=「共生の作法」が展望できる。(2)中国雲南保山回族の共生の作法にみる「言説の資源」が、状況的な自己呈示と自己記述を可能にし、異なるものが共存するための意味の選択を支えている。(3)移動のなかの共在的あるいは同時的な〈場所〉の実践的な組み合わせが、新しい社会システムを生み出す上でのひとつの源泉となっている。
|
自由記述の分野 |
社会学、中国社会論、アジア社会論
|