研究課題/領域番号 |
15H05191
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研究機関 | 武蔵大学 |
研究代表者 |
奥村 信幸 武蔵大学, 社会学部, 教授 (00411140)
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研究分担者 |
林 香里 東京大学, 大学院情報学環・学際情報学府, 教授 (40292784)
五十嵐 浩司 大妻女子大学, 文学部, 教授 (50634630)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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キーワード | ジャーナリズム / 災害報道 / 緊急災害報道 / ニュース / マルチメディア / プラットフォーム / ソーシャルメディア / デジタル |
研究実績の概要 |
ミズーリ大学ジャーナリズム大学院やアメリカンプレス研究所(ワシントンDC)などとの意見交換を通して災害における発災から避難と人命救助、被害の全体状況の把握と地域の被害や安否情報、生活の復旧と地域の復興など、災害の推移における情報の需要の変化についての共通のパターンを認識し、ニュースメディアがそれに対応したニュースを発信する必要があるが、特に地域の被害や避難所などの生活情報などの整理と発信については、充分に対応できていない課題などを明らかにした。 ONA18(テキサス州オースティン)への参加やカリフォルニア大学バークレー校でのデジタル・ストーリーテリングの授業見学や意見交換を通じて、スマートフォンや360°カメラ、ドローンなどの取材手法が災害時にどのように役立つか、またそれらのデジタル素材を、スマートフォンを使ったソーシャルメディアのプラットフォーム(フェースブックライブ等)を活用して発信するための、技術的な準備、記者のスキルの養成、社内取材態勢の整備などについて、意見交換、情報交換を行い、特に人員が少ないローカルメディアで、どのような取り組みが可能かを探った。 2011年の東日本大震災と原発事故に際して、在京主要メディア14社がどのような報道を行い、どのような課題を認識し、その後どのような対応を行ったかというヒアリング結果をまとめるとともに、IAMCRのリスクコミュニケーション分科会の発表や、ミズーリ大学ジャーナリズム大学院のワークショップでの発表等を通じて、成果発表も行った。
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現在までの達成度 (段落) |
平成29年度が最終年度であるため、記入しない。
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今後の研究の推進方策 |
平成29年度が最終年度であるため、記入しない。
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