研究課題/領域番号 |
15H05240
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 海外学術 |
研究分野 |
生態・環境
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研究機関 | 岐阜大学 |
研究代表者 |
大塚 俊之 岐阜大学, 流域圏科学研究センター, 教授 (90272351)
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研究分担者 |
近藤 美由紀 国立研究開発法人国立環境研究所, 環境計測研究センター, 研究員 (30467211)
金城 和俊 琉球大学, 農学部, 准教授 (30582035)
藤嶽 暢英 神戸大学, 農学研究科, 教授 (50243332)
吉竹 晋平 岐阜大学, 流域圏科学研究センター, 助手 (50643649)
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連携研究者 |
内田 昌男 国立環境研究所, 環境計測研究センター, 研究員 (50344289)
飯村 康夫 滋賀県立大学, 環境科学部, 助教 (80599093)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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キーワード | 土壌圏炭素 / マングローブ / 溶存無機炭素 / タイ王国 / 炭素循環 / 炭素安定同位体比 |
研究成果の概要 |
タイ王国・トラート川河口のマングローブ林を対象として土壌炭素の定量と、その動態について調査を行った。3.5 m 深度までの土壌炭素量は 926~1041 トン C / ha と推定され、植物バイオマスの5倍以上の炭素が土壌中に蓄積していた。また河川中の溶存無機態炭素について、炭素安定同位体比を用いてマングローブ林由来の炭素寄与率を推定すると、最大で15%に達した。従来マングローブ林での堆積物の分解呼吸量は小さいと考えられていたが、実際には、その多くが無機炭素として水に溶けて流出していることが示唆された。
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自由記述の分野 |
生態系生態学
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