研究課題/領域番号 |
15H05277
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 海外学術 |
研究分野 |
寄生虫学(含衛生動物学)
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研究機関 | 長崎大学 |
研究代表者 |
由井 克之 長崎大学, 医歯薬学総合研究科(医学系), 教授 (90274638)
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研究分担者 |
木村 大輔 長崎大学, 医歯薬学総合研究科(医学系), 講師 (50423637)
濱野 真二郎 長崎大学, 熱帯医学研究所, 教授 (70294915)
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連携研究者 |
金子 修 長崎大学, 熱帯医学研究所, 教授 (50325370)
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研究協力者 |
キジョギ カロライン
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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キーワード | Malaria / T cells / Cytokine / Africa |
研究成果の概要 |
マラリア流行地では、感染の繰り返しにより感染防御応答と抑制性免疫応答のバランスを獲得し、発症を抑制する免疫を獲得すると考えられるが、防御・免疫抑制間バランスの実態は十分に解明されていない。マラリア高度流行地のケニア・ビタ地区において、T細胞応答に焦点を当て、無症状の学童136名(顕微鏡的に33%に熱帯熱マラリア原虫感染陽性)の免疫応答について調査した。顕微鏡的マラリア陽性と陰性の2群に分けると、陽性者でT細胞応答は低下傾向にあり、個人による質的違いも大きかった。マラリア流行地の無症状児童において、顕微鏡レベルの熱帯熱マラリア原虫感染が宿主免疫系を修飾することが明らかになった。
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自由記述の分野 |
感染免疫学
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