研究課題/領域番号 |
15H05289
|
研究種目 |
基盤研究(B)
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 海外学術 |
研究分野 |
衛生学・公衆衛生学
|
研究機関 | 国立研究開発法人国立国際医療研究センター |
研究代表者 |
正木 尚彦 国立研究開発法人国立国際医療研究センター, その他部局等, 臨床検査室医長 (40219316)
|
研究分担者 |
市村 宏 金沢大学, 医学系, 教授 (10264756)
田中 靖人 名古屋市立大学, 大学院医学研究科, 教授 (90336694)
|
連携研究者 |
杉山 真也 国立国際医療研究センター, 肝炎・免疫研究センター (20612427)
|
研究協力者 |
村上 周子 名古屋市立大学, 病態医科学 (50454848)
Pradeep Shrestha Tribhuvan大学, Teaching Hospital
Yong Poovorawan Chulalongkorn University大学
Nawarat Posuwan Chulalongkorn University大学
Mostafa Mohamed Ragheb Suez Canal大学
Pham Van Thuc Haiphong医科薬科大学
Nguyen Hung Cuong Haiphong医科薬科大学
|
研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
|
キーワード | B型慢性肝炎 / 核酸アナログ製剤 / 薬剤耐性変異ウイルス / C型慢性肝炎 / DAAs |
研究成果の概要 |
アジア、アフリカの開発途上国5カ国を対象とし、B型、C型ウイルス肝炎患者に対する抗ウイルス療法の導入状況、保健衛生行政に関する実態調査を行った。B型に対する核酸アナログ製剤治療成績はベトナム、ネパールから、ペグインターフェロン治療成績はタイから報告されたが、HBsAg・HBcrAg定量や薬剤耐性変異の測定が現地では不可能であること、さらには薬剤アドヒアランスの確保が十分ではないなどの問題点が明らかになった。C型に対する経口剤治療については、ベトナム、エジプトから満足すべき著効率が報告されたが、ウイルス学的検査法の実施困難、治療の均てん化が程遠いなどの問題点が浮き彫りにされた。
|
自由記述の分野 |
肝臓病学
|