研究課題
若手研究(A)
本研究では,次世代無線アクセスネットワークにおける省電力化の実現を目的とした.これは,ネットワークに接続される端末数が増大し,ネットワークに求められる要求が多様化している状況であるため,システム全体における負荷が増加してしまい,電力消費が大きくなるという課題があるためである.そこで,ネットワークの各構成要素において省電力化制御を用いることでシステム全体の省電力化が可能であることを示した.
情報通信ネットワーク
本研究においては,次世代無線アクセスネットワークにおける省電力化手法を確立した.これにより,増大し続けるネットワークの電力的な負荷を低減することが可能となることが期待されるほか,ネットワークの一部だけではなく,無線部分と光部分を含めたアクセスネットワーク全体の省電力化に,一定の貢献を果たすことが期待される.