研究課題
糖脂質生産菌Pseudozyma hubeiensis SY62株のマンノシルエリスリトールリピッド(MEL)関連遺伝子破壊株の取得を試みた。アシルトランスフェラーゼ遺伝子mac1の破壊を試みたところ、首尾よく破壊株がえられた。破壊株を用いたMEL生産実験を試みたところ、薄層クロマトグラフィー分析ではMELもしくはMEL派生体を検出することができなかった。そこでペーパークロマトグラフィーを用いて、糖アルコールを検出したところマンノシルエリスリトールと思われる糖アルコールが検出できた。
2: おおむね順調に進展している
MEL関連遺伝子の破壊方法の確立、破壊株の評価などを進めており、概ね順調に研究が進んでいると判断できるため。
予定通り、他のMEL関連遺伝子についても破壊株を取得し、その機能を解析するとともに、破壊株の有効利用について、検討する。
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すべて 雑誌論文 (2件) (うち査読あり 2件、 謝辞記載あり 2件) 学会発表 (3件) (うち国際学会 1件) 備考 (1件)
Bioscience, Biotechnology, and Biochemistry
巻: 未定 ページ: 未定
Biotechnology Letters
巻: 37 ページ: 1679-1685
10.1007/s10529-015-1837-x
http://www.chem.kitami-it.ac.jp/laboratory/konishi/bioprocess/Main.html