研究課題/領域番号 |
15H05391
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研究種目 |
若手研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
経済政策
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研究機関 | 津田塾大学 (2017-2018) 流通経済大学 (2015-2016) |
研究代表者 |
森 悠子 津田塾大学, 学芸学部, 准教授 (10748198)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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キーワード | 投票行動 / インド / 情報 / マッチング分析 |
研究成果の概要 |
本研究は多様な利害対立をもつインドに着目し主に2つの研究を行った。第一に州議会における40年にわたる長期データを利用し、被差別グループに対する議席割り当て制度が政治競争を阻害し、上位カーストの得票数を増やすことを明らかにした。第二に、1700人への聞き取り調査によってインドにおける政治や経済に関する情報元の多様性と情報元によって知識やイデオロギー、投票行動へ与える影響が異なることを示した。
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自由記述の分野 |
開発経済学
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究は多様な利害対立をもつ発展途上国インドに着目し、被差別集団に対する差別是正措置が政治競争や投票行動に与える影響および情報が知識、イデオロギー、利害対立に与える影響を明らかにし、発展途上国における利害調整機能や情報の欠如がもたらす諸問題について、新たな知見を提示した。
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