研究課題
若手研究(A)
本研究の目的は,表面電子系が本質的な役割を果たす物質現象をより深く探るため, THz-SNOMの能力を飛躍的に発展させることにあった.そのため,単色のみ検出可能であったTHz検出器CSIPの多色化を進め,3色CSIPを実現した.また観察対象を極低温(4.2 K)まで拡張する極低温SNOM/STMを低温チャンバ内に設計・構築し,遠隔場画像の取得および低温AFM駆動を達成した.加えて,応用展開を見据えて常温試料からのナノサーモメトリー技術を確立した.
加工計測学