研究課題
若手研究(A)
mgスケールの懸架鏡の重心振動モードをフィードバックにより基底状態まで冷却することを目指し、高精度な変位測定系(光共振器)の開発を行った。機械振動子と光が結合した機械光学系における測定精度は振動子の質量でスケールされ、その限界は標準量子限界と呼ばれる。本研究では、標準量子限界まで50倍程度まで迫る精度を実現した。将来的に、基底状態を実現した重い振動子とパルス光を結合することで空間の最小単位を検証できる可能性がある。
オプトメカニクス