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2017 年度 研究成果報告書

金属錯体ナノチューブを基盤とした機能性材料の創成と物性探索

研究課題

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研究課題/領域番号 15H05479
研究種目

若手研究(A)

配分区分補助金
研究分野 無機化学
研究機関京都大学

研究代表者

大坪 主弥  京都大学, 理学研究科, 助教 (90601005)

研究期間 (年度) 2015-04-01 – 2018-03-31
キーワードナノチューブ / 金属-有機構造体 / 水クラスター / プロトン伝導
研究成果の概要

本研究課題では、環状金属錯体を用いたボトムアップ合成により生成する金属錯体ナノチューブを基盤としたチューブの開口径/電子状態の制御や、ゲスト導入/ドープ量の制御による伝導性のコントロールを中心に機能性材料の開発と物性発現を目指した。
その結果、種々の環状白金錯体を原料とする、0.2~1.5 nmの5種類の開口径を持つ計16種類の多様な金属錯体ナノチューブの合成に成功した。特に、開口径が1 nm程のナノチューブにおいてはチューブ内部の疎水性空間に特異な水分子クラスターの形成が確認され、クラスター間の水素結合ネットワークを介した超プロトン伝導性を見出すことに成功した。

自由記述の分野

錯体化学、固体物性化学

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公開日: 2019-03-29  

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