研究課題
若手研究(A)
本研究では、標的タンパク質の狙った位置のアミノ酸をDNAの塩基配列を変えることなく置換する革新的手法の開発を目指した。この方法は、細胞外からの遺伝子導入を必要とせず、発生後の個体においてもタンパク質の構造・機能を改変することができる。このため、倫理的に遺伝子組換えが制限される“ヒト”を標的としたアミノ酸置換が可能で、疾患リスク・薬剤感受性の制御や難治性遺伝子疾患の治療など、幅広い医療分野での技術革新が期待される。
ケミカルバイオロジー