研究課題
若手研究(A)
本研究では、金属薄膜の成膜中に、膜厚がわずか数nmのときに生じる、不連続な島状組織から連続膜への形態変化のタイミングを感度良く検出することのできる新しい超音波センサの開発に取り組んだ。基板に触れることなく、基板の裏側から検出できるという特徴を有したセンサを開発することができ、異なる基板や成膜条件での実験によって開発したセンサが適用できる条件を明らかにするとともに、等価回路を用いた解析により形態変化の検出原理を解明した。
ナノメカニクス