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2017 年度 研究成果報告書

サブメガバールにおける化学反応が切り開く3d遷移金属多窒化物の結晶化学と電子物性

研究課題

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研究課題/領域番号 15H05542
研究種目

若手研究(A)

配分区分補助金
研究分野 金属物性・材料
研究機関名古屋大学

研究代表者

丹羽 健  名古屋大学, 工学研究科, 准教授 (40509030)

研究期間 (年度) 2015-04-01 – 2018-03-31
キーワード窒化物 / 結晶構造 / 電子 / 磁性
研究成果の概要

30 GPa以上における金属元素と分子性窒素との直接反応から,機能性材料の基幹遷移金属元素であるFe,Co,Ni,Cuの新規な多窒化物合成に成功した.最先端の放射光およびラマン分光測定の結果,これらの元素の新規窒化物はNiAs型,marcasite型,CdI2型のいずれかの結晶構造をとることがわかった.さらに,NiAs型FeNとmarcasite型CoN2は常圧下に回収可能である一方,marcasite型NiN2およびCdI2型CuN2は常圧下に回収不可能であった.結晶学的な考察から,高圧力は多窒化物形成のための窒素原子の最密充填配列に重要な役割を果たしていることが分かった.

自由記述の分野

超高圧結晶化学

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公開日: 2019-03-29  

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