研究課題
代表者がこれまで構築してきた通信エンジンの要素技術を統合し,水中の環境に適した新しい通信エンジンを確立した.具体的には,まず,要素技術を統合する際の最適な重み付けを検討した.次に,統合した通信エンジンの性能を,通信シミュレーションで評価し,それを繰り返すことで重み付けの最適化を行った.最終的に,最適なパラメータが与えられていれば,本研究の最終的な目標である,小型移動体通信が実現できることを,シミュレーションで確認した.
2: おおむね順調に進展している
当初の計画通り,代表者がこれまで構築してきた通信エンジンの要素技術を統合し,水中の環境に適した新しい通信エンジンを確立した.そして,最適なパラメータが与えられていれば,本研究の最終的な目標である,小型移動体通信が実現できることを,シミュレーションで確認した.
今年度は,主に,理論的な検討と,シミュレーションによる検討を行った.今後は,当初の計画通り,実験を通じて,新しい通信エンジンの有効性を,詳細に評価していく必要がある.
すべて 2016 2015 その他
すべて 国際共同研究 (1件) 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件、 謝辞記載あり 1件) 学会発表 (1件)
Japanese Journal of Applied Physics
巻: 55 ページ: 037301_1-13
10.7567/JJAP.55.037301