研究成果の概要 |
システム生物学を個体レベルの生命現象に応用するため、高速な「交配なし」遺伝学と高速な全脳イメージングを組み合わせ、表現型の表出に関わる責任細胞を同定する技術(個体レベルのシステム要素同定技術)の開発を目指した。その結果、次世代マウス遺伝学の実証実験(Mol Cell 2017)、高速3次元観察・解析系のパイプライン化と応用(Nat Protoc 2015, Neuron 2017他)、組織透明化試薬の次世代化(Cell Rep 2018)に成功した。またこれらの技術を総括した英文総説を発表した(Cell Chem Biol 2016, npj Syst Biol App 2017)。
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