進行・再発胃がんを対象として過去に世界中で実施された17ランダム化比較試験6843名の個人データを収集することができた。GASTRIC 1st roundと併せると、進行・再発胃がんを対象とした臨床試験について、10,912名のデータを収集できたことになる。これらを用いて、進行・再発胃がんに対する治療法を評価するエンドポイントとしてゴールドスタンダードとされる全生存期間(Overall survival)を無増悪生存期間(Progression-free survival)で代替することが可能であることが示された。今後の治療開発をより適切に早期に実施するために有意義な結果を得ることができた。
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